出版社内容情報
これまで広く信じられてきた「健康常識」は、本当に正しいのか? 最新の研究結果をもとに、「高血圧には降圧剤」「砂糖は健康によくない」「肥満が糖尿病を引き起こす」といった、これまでの「常識」に待ったをかけ、正しい健康知識を紹介する。
内容説明
血圧はどこまで高くてもいいの?コレステロール値は?血糖値は?巷にあふれる「健康常識」に振り回されてはいませんか。多数の症例から統計的にその正しさが証明されている確かなエビデンス(医学的根拠)のあるデータをもとに、あなたの健康不安を解消します。
目次
第1章 「高血圧には降圧剤」なのか
第2章 「肥満が糖尿病を引き起こす」のか
第3章 「カロリーは控えめがいい」のか
第4章 「コレステロールは悪者」なのか
第5章 「砂糖は体に悪い」のか
第6章 「3人に1人ががんで亡くなる」のか
第7章 「認知症の原因は高齢化」なのか
第8章 「うつ病は抗うつ剤で治る」のか
第9章 「植物状態の人には意思はない」のか
第10章 元気な百歳になる食べ方
第11章 iPS細胞の臨床応用への不安と期待
著者等紹介
高田明和[タカダアキカズ]
1935年静岡県生まれ。慶應義塾大学医学部卒、同大学院修了。ニューヨーク州立大学助教授、浜松医科大学教授を経て、同大学名誉教授。専門は生理学・血液学・脳科学。現在、京都府立医科大学客員教授として砂糖、肉、寿命、肥満等に関する国際プロジェクトを組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
8
医療の情報というのは日々更新されている.かつては常識と考えられてきたことも,今日では完全に間違いということもある.現在使われている薬は,確かに対象とする病魔には効果があるかも知れない.しかし,それによってより大きな災いを引き寄せている可能性もある.2013/04/16
NA
1
薬に頼らずにまずは規則正しい生活、バランスのとれた食事、適度な運動。それで無理ならお医者さんの言うことを聞きましょう。何事もバランス良く!!2015/01/07
乱読家 護る会支持!
1
降圧剤で死亡率が上がる。ちょっと太めが一番長生き。カロリー制限した方が短命。コレステロールが低いと認知症になりやすい。砂糖は身体に悪くない。ガンが完全に治る病気になっても平均寿命は三歳しか伸びない。野口整体の野口さんも64歳で亡くなった。認知症の予防にはグループワーク。抗うつ剤には効果なく、むしろウツになる。などなど、、、やっぱし!2013/06/11