内容説明
歯は歯根を通じて脳と直結する。噛めば噛むほど頭がよくなる。しかし、柔らかいものばかり食べている現代人は、歯も脳も劣化し、生活の質も落ちていく。歯を大切にし、人生をエンジョイするには、少しばかりの知識とテクニックがあれば十分。東大生の歯を診続けた名歯科医が、余すところなく伝授。
目次
第1章 東大生の歯(「先生、学生がまた倒れました!」;東大生の歯は美しい?;友情と律儀なケアで上顎を取り戻す ほか)
第2章 歯と脳の神秘(なぜ口は体の最先端にあるのか;人間の体で最も硬い組織;歯の生え代わりには法則がある ほか)
第3章 大人の歯の健康法(歯磨きのテクニック;インプラント;ホワイトニング ほか)
著者等紹介
堀凖一[ホリジュンイチ]
1935年、長野県生まれ。医学博士。東京大学大学院修了。東京大学大学院(広域科学専攻)教授をへて、高知工科大学客員教授。専門は口腔外科学、スポーツ医学。東京大学保健センター歯科医として、30年以上にわたり東大生、東大教職員の診療にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さきん
25
あまり最新科学な話ではないが、よく咀嚼することが脳を含めた身体健康に不可欠なことや、豊臣秀吉や老教授の歯にまつわる悲惨な話から日本人の歯への無頓着からの歯周病蔓延につながる話など楽しく読めた。2020/08/08
Humbaba
3
口内というのは多くのセンサが張り巡らされている。しかし、それらのセンサは使っていなければどんどん劣化してしまう。噛むという行為はそれだけで意味のある行為であり、柔らかいものばかり食べ続けるというのは確かに簡単かもしれないものの、カラダにとってはあまり良くないことである。2014/09/25
ねええちゃんvol.2
0
★★ 秀吉も最後の一本は大事にしたらしい2011/11/26
hiromi
0
もっと東大生の歯と生活習慣に触れてほしかった。2010/09/10
neimu
0
まあ、あっさり1時間で読める歯の話。もう少し最新科学らしい突っ込みがあってもう良かったんじゃないかと感じる。回顧録的なケース紹介で終わってしまいそうなので。2010/07/17