内容説明
アマチュアスポーツ界の不透明なマネー問題は西武ウラ金問題だけではなかった！フィギュアスケート、冬季競技、水泳…新鋭スポーツライターが、初めてマネーを縦軸に、スポーツ界を斬った。
目次
はじめに スポーツの世界は、本当に金次第なのか？
第１章 西武の裏金問題があぶり出したもの
第２章 女子フィギュアばかりがなぜモテる？―女性アスリートが売れる時代
第３章 学校がマーケティングを始めたぞ
第４章 北海道経済と冬季五輪の関係って？
第５章 松坂に６０億円！―ポスティング・システムの怪
第６章 サッカー世界の経済地図
第７章 姚明と２００８年北京五輪
著者等紹介
生島淳［イクシマジュン］
１９６７年宮城県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業後、博報堂を経て執筆活動に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うたまる
1
何でしょう、これは…。タイトルに沿っているのは1章のプロ野球裏金問題だけで、後はアマチュアスポーツもお金がかかるよねっていう話ばかり。いやいや、それなら同じ文脈で「学問にもお金がかかる」「ホビーにもお金がかかる」と言えるので、実質内容は無に等しい。しかし、驚くなかれ。更には「プロもお金がかかる」という裏の裏をいくようなトピックになり、最早何を読んでいるやら訳が分からなくなるのだ。結局のところ、面白みは無いけど『スポーツを経済から読み解く』でよかったんだよ。キャッチーなタイトルが裏目に出た典型。2017/12/21
クラッシックラガー
1
p97「豊かな者が、ますます豊かになる仕組みである。」 いいじゃね～か、金次第で。金次第で、北のスポーツが低迷し、野球が栄える。一極集中が何を引き起こすか、実践すればいい。前に読んだ『地方消滅』のよう。東京一極集集中が何を引き起こすか。生島さんの本何冊か読んだけど、これイマイチ解ん本やわ。2016/11/29
kenitirokikuti
1
朝日新聞土曜版 beの連載がベース▲浅田真央はジュニア時代からアメリカで活躍していたため、アメリカのフィギュアスケート界が彼女をスターとして求めた▲有森裕子はバルセロナとアトランタでメダルを得た。彼女は98年にJOCの肖像権一括管理対象から離脱した。その道はアマのプロ化を促した▲05〜07年に駒大苫小牧は甲子園で優勝し、北海道日ハムは日本シリーズを制した。拓銀の経営破綻や雪印の不祥事は北海道の冬スポーツの弱体化させ、野球に流れた2016/07/07
まさむね
1
今最もお金が集まるスポーツはフィギュアスケート。2008/12/01
アーキー
0
★★★☆☆ ６０2016/03/07
