出版社内容情報
長唄「巽八景」の深川の地を舞台に描かれる8編の時代小説。ろうそく問屋、煎餅屋、鳶職らの心意気。笑い、泣き、悩みながらも明日へと人生を紡いでゆくさまを、温かくも粋な筆致で描く。下町の風情と人情が溶け合い、長唄まで聴こえてきそうな読後感を残す。
内容説明
長唄「巽八景」―恋と情けの深川の地を舞台に下町の風情と人情が響き合う8編の珠玉の物語。ろうそく問屋あるじ、煎餅屋の娘、町内鳶のかしらの女房…笑い、泣き、迷いながらも明日へと人生を紡いでゆくさまが生き生きと温かくも粋な筆致で描かれる。
著者等紹介
山本一力[ヤマモトイチリキ]
1948年高知県生まれ。作家。東京都立世田谷工業高校電子科卒業。さまざまな職を経て、97年に「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年に『あかね空』で直木賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ともくん
39
江戸深川を舞台にした、山本一力お得意の人情物短編集。 温かい人々の集まる、深川は感じられたが、物語にのめり込んでいけなかった。2022/01/07
pon0810maria
1
長唄「巽八景」にちなんだ短編8編。辰巳=深川のことらしく、深川の職人、町人の物語。時代は江戸時代、元禄~天保と、読み進めると同時に時代も下る。全部よかったけど、「洲崎の秋月」と「石場の暮雪」が好きです。2021/12/31
いちげん
0
前に戻りすぎ2022/10/04
Naoko Fukumi Fujita
0
一番好きな作家の文庫本、縄田一男解説によると2003年9月号~翌年12月号「小説新潮」連載、2005年4月新潮社より刊行、2007年10月新潮文庫、この度2021年4月朝日文庫より発行。長唄「巽八景」の「大江戸と ならぬ昔の武蔵野の 尾花や招きよせたりし 恋と情の深川や 縁しもながき永代の 帰帆はいきな送り船」より、永代橋帰帆(赤穂浪士)・永代寺晩鐘(僧とのかなわぬ恋)・仲町の夜雨(養子縁組)・佃町の晴嵐(悲劇)・洲崎の秋月(芸者の一生)・やぐら下の夕照(文通その1)・石場の暮雪(縄田さん夫妻なれそめ?)2021/06/02
あきのぶ
0
まねき通り十二景みたいな短編連作かと思ったら、独立した短編だった。2021/04/30
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