出版社内容情報
インタビューで見えた50歳のリアル!
賃金格差、リストラ、再就職、病気、老親の介護……
50歳……。文字に起こして見ても言葉として耳に入ってきても特別な響きを感じる。年齢で見れば完全に中年の域で、人によっては初老と言うこともある。人生100年時代と言われるようになったがそこまで長生きする人はそうはいない。人生の折り返し点 を 過 ぎて 終 盤 に 向かっている。それが アラフィフ世 代 だ 。今回、13人のアラフィフ世代、団塊ジュニア世代から話を聞くことができたが。表面上は順風満帆、幸せでいいじゃないかと羨まれているような人でも、実は悩みや不安を抱えていることもあり、一口にアラフィフ世代と言っても千差万別。だけど懸命に生きているんだと教えられた。社会の中核を成すアラフィフ世代がどんな状況にいるのか。年齢が近しい人は同級生がどうしてい
るのかちょっと見てみませんか。しんどいのは自分だけじゃない、もし少し踏ん張ってみようかと前向きになるかもしれません。(「はじめに」より
【目次】
内容説明
50歳…年齢では完全に中年の域で、人によっては初老と言うこともある。「人生100年時代」とはいえそこまで長生きする人は珍しい。人生の折り返し点を過ぎて終盤に向かっている世代といえるだろう。そして、数多くの悩みを抱える時期でもある。今回、著者は50歳を迎えた13人の男女に取材を行い、人生の大きな悩みについて話を聞いた。見た目の変化、病気、精神の不調、リストラ、ワーキングプア、離婚、老親の介護…。社会の中核を成すアラフィフ世代は、どんな問題に直面しているのだろうか。抗えない現実を直視しつつ、人生を考えるきっかけになるノンフィクション。
目次
第1章 リストラ、転落する人生
第2章 悲運の失業、未来はどうなる
第3章 病気になってわかったこと
第4章 家族の面倒と自分の面倒
第5章 明暗分かれる人生
第6章 50歳、人生ここからだ
著者等紹介
増田明利[マスダアキトシ]
1961年生まれ。1980年都立中野工業高校卒。ルポライターとして取材活動を続けながら、現在は不動産管理会社に勤務。2003年よりホームレス支援者、NPO関係者との交流を持ち、長引く不況の現実や深刻な格差社会の現状を知り、声なき彼らの代弁者たらんと取材活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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