出版社内容情報
【文学/日本文学小説】手をつなぐ喜びも知らないまま大人になった。そんなトオルが出逢った最期の恋──。友と詩との出会いが、彼を大きく変えていく。「人を好きになることを恐れないで」。言葉の魔術師GReeeeNの名曲「愛唄」に込められたメッセージから生まれた青春映画の小説版。
小林雄次[コバヤシユウジ]
著・文・その他
内容説明
手をつなぐ喜びも知らないまま大人になった。そんなトオルがはじめて出逢った最後の恋。友と詩との出会いが、彼を大きく変えていく。「人を好きになることを恐れないで」―言葉の魔術師GReeeeNの名曲「愛唄」に込められたメッセージから生まれた青春映画の小説版。
著者等紹介
小林雄次[コバヤシユウジ]
1979年長野県生まれ。脚本家。日本大学芸術学部卒。2002年『サザエさん』で脚本家デビュー。代表作に「ウルトラマン」シリーズなど。『天才てれびくんYOU』の構成・脚本も手掛ける。映像・出版の垣根を超えた文筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yanae
63
会社の先輩におすすめされた借本。個人的に、映画のノベライズ化やべたべたの恋愛本ってあまり手を出さないので、普段読まない類の本です。だからこそ貸してくれた先輩に感謝。(ゆりゆりロスからの流星くん流れです(笑))元になっているのはGreeeenの「愛唄」。とりあえずお涙頂戴のお話なのはタイトルで分かっていたのですが、最後はやはりうるうるしました。やっぱりGreeeenの歌は素敵だなぁ…♡…感想が薄っぺらい…ごめんなさい。2019/04/13
やじかな
17
GReeeeNの「愛唄」をモチーフにした作品。 私も突然倒れて病気発覚したことがあり、それからというもの、より一層当たり前のことはない、日々精一杯生きなければ、やりたいことをやろうと思って生きているので、すごく刺さる台詞や描写がありました。 生きるって、時間の長さだけじゃない。 そうなんだよね。凪とトオルが、精一杯生きたと思える人生で、龍也が精一杯生きていて、良かったな、と思える読後感でした。2019/04/02
Ayakankoku
11
当たり前の日常なんてない。だからこそ、1日1日を大切にしなければいけない。でも、特別な1日じゃなくても、全力で生きた日は感動に満ち溢れているんだと気づいた。GReeeeNの愛唄の歌詞が頭の中に反芻し、歌詞に込められたメッセージが深く突き刺さる。2019/02/10
清翔
3
映画を観る前に読み切りたかったので一気に読みました。 誰もが何かと日々戦っているけど、決して自分は1人じゃなくて周りに支えられている、そんなことを教えてくれた作品でした。2019/01/12
ネズミ
2
★★★★☆2020/02/26
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- 和書
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