朝日文庫<br> 警視庁捜査一課刑事

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朝日文庫
警視庁捜査一課刑事

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022646057
  • NDC分類 317.75
  • Cコード C0195

内容説明

これが本当の刑事の日常だ。地下鉄サリン事件、トリカブト事件、お受験殺人事件…。犯人の狂気か、刑事の執念か?地を這うような捜査の末に見た意外な真実とは?ベールに包まれていた捜査一課の知られざる全貌が明らかに。刑事50訓など特別付録も充実。

目次

1 捜査講習(デカになるか?;刑事になるには ほか)
2 署轄刑事(命免;カクソデ ほか)
3 特捜本部(運転能力;本当の「刑事」 ほか)
4 捜査一課(赤バッジの輝き;捜査一課の特捜本部 ほか)
5 転機(親友の死;真相 ほか)

著者等紹介

飯田裕久[イイダヒロヒサ]
1963年千葉県生まれ。高校卒業後警視庁に入庁し、3年目で署轄刑事となるが、トリカブト殺人事件で警視庁捜査一課に借り出されたことがきっかけとなり、同課に転勤。以後、殺人犯担当として様々な特捜本部に従事。捜査一課歴は退職までに約12年を数える。途中、昇進転勤のため、署轄で暴力団担当の部長刑事を1年間勤務。刑事通算約20年。2007年に勤続25年を機に警部補で退職。10年、46歳の若さで脳内出血で急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

51
長らく捜査一課で刑事を務めた著者が、捜査一課とはどのような組織か語る本書。やはり、どんな物語もどんな新書も真似できない、リアルな作品だった。著者の人間らしい一面も随所にあり、早くして亡くなったのが切ない。2017/06/08

座敷童

5
警視庁捜査一課に実際に勤務されていた作者の言葉は重い。 刑事50訓は作者が書かれているとおり、普段の生活や他の仕事にも当てはまることが多い。 それにしても、作者を含め、身近な親しい方々が短命なのは気にかかる。やはり過酷な世界だということが関係するのだろうか。2017/06/04

シ也

5
「臨場」や「ストロベリーナイト」のドラマで警察監修を担当した飯田さんの本。フィクションでは味わえない警視庁捜査一課殺人犯捜査係刑事の被疑者逮捕にかける情熱がひしひしと伝わってくる。刑事って仕事は凄い

olivegreen

4
元捜査一課刑事が書いたノンフィクション。警察小説ファンなら一読の価値あり。今までごちゃごちゃしていた係長だの課長だののポジションがようやくつかめたかも。どうやって一課に引き抜かれるかなどの過程がよく分かる。ひとたび事件が起こると何日も家に帰れないのは本当だったんだ・・・。捜査の手法も携帯やネットのまだない時代のことで面白い。著者の周辺で起こるドラマにも驚いた。巻末の警察50訓は本当に自分の立場に当てはめてもはっとするようなことがある。2013/07/11

ツキ

3
テレビドラマの監修をしていた人というところから、この本を知る。物語ではなく、実際筆者が経験した観点から警察官・刑事について書かれている。巻末の50訓は良い。この本を読み終わったら、今までに読んだ刑事物の小説を再読したくなった。2012/02/04

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