出版社内容情報
あの国境を越えられるか。ミャンマーの陸路国境開放をきっかけに、インドシナの「マイナー国境」通過に挑む。ラオスの川くだりでは雨風にさらされ、ミャンマーの山越えではバスが横転。肋骨を折りながらも歩いた越境ストーリー。変化する国事情をコラムに収録。
内容説明
あの国境は越えられるか。ミャンマーの陸路国境の開放をきっかけに、インドシナの「マイナー国境」通過に挑む。ラオスの川くだりでは雨風に晒され、ミャンマーの山越えではバスの横転事故に遭遇。肋骨を折りながらも歩いた越境ストーリー。変化する国事情をコラムに収録。
目次
第1章 洪水酒場が出現?タイからアンコールワットへ
第2章 メコンデルタくだり
第3章 南から北へ、ベトナム縦断
第4章 雨降り止まぬラオス山中
第5章 最後の難所、ミャンマー
著者等紹介
下川裕治[シモカワユウジ]
1954年長野県生まれ。旅行作家。慶應義塾大学を卒業後、新聞社勤務を経て独立。90年、『12万円で世界を歩く』でデビュー。以後、おもにアジア、沖縄をフィールドに、バックパッカースタイルでの旅を書き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スプリント
8
日本人にはなじみがない国境を超えるという旅行記。2023/12/12
nori
6
I traveled Thai, Malaysia, Singapore and Indonesia 1970 - 80s, when I could have imaged such over land travel. Like authors it seems too hard to do such travel for me now despite I have money and time to go there. How contradiction LIFE is!
藤井宏
5
ハノイからディエンビエンフー行きの夜行長距離バス移動中、食事休憩として食堂での食事が提供され(バス料金に含まれる)知らない人とテーブルを囲んでご飯をよそって食べる様子の写真が載っている。いかにも楽しそうで経験してみたい気もするが、ちょっと気をつかうかな。それに、バスの中の寝台もたいへんそうだし。ディエンビエンフーやラオスのルアンパバーンに行ってみたいなと思いました。2021/10/24
高木正雄
3
バスが横転して肋骨を三本折ったり、極寒の中びしょ濡れになりながら川下りをしたりと大変な旅だ。そういう旅の中でも知らないベトナム人と食卓を囲んだりほのぼのした所もあり面白かった。ミャンマーの少数民族などについては勉強にもなる2024/11/29
Daisuke Yabe
3
僕も陸路国境マニアだけに、新潮文庫とさほど変わらない本書も、全然楽しく読めた。でも、そろそろ新しい旅をお願いします。辛くなくてもよいのだけどもね。2022/05/27