朝日文庫<br> 職業は武装解除

個数:
電子版価格
¥610
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

朝日文庫
職業は武装解除

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年08月23日 01時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 230p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022618283
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

【文学/日本文学評論随筆その他】「壊れた社会」を立て直す、それが私の仕事──。「武装解除」のプロとして紛争地を駆け回り、30代の若さで「世界が尊敬する日本人25人」(『Newsweek日本版』)に選ばれた著者が、自らの軌跡をつづった自伝的エッセー。

内容説明

「壊れた社会」を立て直す、それが私の仕事―。17歳のときに見た写真が、平凡な少女の運命を変えた。「武装解除」のプロとして、24歳で国連ボランティアに抜擢、30代で各界の注目を集めるに至るまで、いくつもの組織を渡り歩いてきた著者が、その半生を綴る。

目次

1 群馬の田舎から世界を目指す(生意気だった子ども時代;人生が変わった瞬間 ほか)
2 武装解除の現場に立って(内戦中のシエラレオネへ;子ども兵士は加害者か、被害者か ほか)
3 生きる選択肢を、紛争地の人々へ(壊れた組織を立て直す;紛争とは、平和とは ほか)
4 紛争地での事件簿(自分の身の守り方;ルワンダで銃を持った兵士に脅される ほか)
5 50年後の世界と日本、そして私たち(ボーダーレスな世界に必要なもの;私たちに残された選択肢)

著者等紹介

瀬谷ルミ子[セヤルミコ]
1977年群馬県生まれ。認定NPO法人日本紛争予防センター(JCCP)理事長、JCCP M株式会社取締役。中央大学総合政策学部卒業。英ブラッドフォード大学紛争解決学修士課程修了。ルワンダ、アフガニスタン、シエラレオネ、コートジボワールなどで、国連PKO、外務省、NGOの職員として勤務。2007年よりJCCP事務局長として、ソマリア、南スーダン、アジア地域などの事業を統活。13年より現職。専門は紛争後の復興、平和構築、治安改善、兵士の武装解除・動員解除・社会再統合(DDR)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

90
紛争地域では停戦が合意されただけで平和が訪れる訳ではない。兵士の武装を解除し、社会復帰を促す事で初めて日常生活が訪れる。その専門家であり、アフリカ各地、アフガニスタン、など世界中の紛争地域を駆け巡る瀬谷さんの行動力には畏れ入る。国会では海外に於ける日本の積極的平和貢献の是非が議論されているが、このような形での平和貢献もあるのではないだろうか?とはいえ彼女自身も述べているように、こうした紛争地域での活動はアメリカやNATOの武装兵士の護衛無しには活動ができない。これもまた厳しい現実である。★★★★2015/06/08

rico

86
武装解除は兵士が戦わなくても生きていける基盤を作ること。彼らが再び武器をとらないために。高校時代にルワンダの難民のことを知り、「誰もやっていないことをやる」とひたむきに道を切り開いてきた瀬谷さん。さまざさまな障害を打ち抜き、狙い定めた的に向かって真っすぐ飛んでいく矢のよう。何かを成し遂げる人はやはりすごい。頑張ろうではなく私には無理、て思ってしまう自分が嫌になりつつ、できることは?とちょっと考えてみるけど、募金程度しか思いつかず情けない。こういう仕事、ますます必要になりそうな現実。本当にどうすれば・・・。2025/07/02

きむこ

84
先週、瀬谷さんのアフガンのクラウドファンディングについて呟いた翌日、文庫化したこの本を見つけて即購入。改めて再読すると、彼女の信念には一本ピシッと筋がある。やってもらうことに慣れさせない、自分達で出来るやり方を模索する、最低限お金を出し合ってなんとか出来る事は自分達でやらせる。不満がたくさん出ることも覚悟の上でとことん話し合って、長期的に見てあーこのやり方で良かったと納得させれるやり方を模索する。感情的にならずとことん話し合う。現在はアフガンの人々の脱出に取り組まれています。私の尊敬する女性です。★52021/10/15

Willie the Wildcat

50
頭に浮かぶ疑問への解明意識。語学・進路など、都度最善を尽くす行動力。綺麗事ばかりではない現実に、時に凹みながらも”道”を模索し前進する姿勢に好感。私も昨年10月頃から5ヶ月程アフリカ3カ国で仕事をしたが、著者の当初の戸惑いと「生きる選択肢」に同感。見ると聞くとは大違い。民族問題などを踏まえて自主性を育む困難さ。加えて、日本の存在意義を問う著者。渦中に身を晒す故の苦悩にめげず、今後も頑張って欲しい。それにしても、世の中の様々な矛盾を再認識させられるなぁ。2015/08/05

活字スキー

41
世界は残酷で弱い者は生き残れないのは事実。それでも、人間同士で手を取り合い、社会を変えてゆく事も不可能ではない。とてつもなく困難ではあるとしても。23歳でルワンダ、24歳でシエラレオネ、26歳でアフガニスタン……と、世界有数の危険地域を渡り、紛争後の復興支援、その中でも特に困難を極める武装解除に尽力してきた著者の思いを、一人でも多くの人に知ってほしい。変わり続けるこの世界で、日本として、一人の人間として、私達には何が出来るか。勝とうが負けようが、戦争は「そのあと」こそが問題なのだ。2015/09/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9716127
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品