歴史文化ライブラリー<br> 特攻隊の“故郷”―霞ヶ浦・筑波山・北浦・鹿島灘

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特攻隊の“故郷”―霞ヶ浦・筑波山・北浦・鹿島灘

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642058858
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0320

出版社内容情報

空に憧れ飛行兵への道を選んだ若者たちは、なぜ、どのように、誰の命令で「必死」の任務、特攻隊員となったのか。筑波山を仰ぐ茨城県霞ヶ浦湖畔や北浦・鹿島灘を望む地で、厳しい訓練に励んだ予科練生・飛行予備学生たち。訓練の地での食事や外出など、日々の生活から彼らの原風景を探り、特攻隊賛美の風潮が高まる今日、その歴史を問い直す。

内容説明

空への憧れから飛行兵の道を選んだ若者たちは、なぜ、どのように、誰の命令で特攻隊員となったのか。茨城県の霞ヶ浦や鹿島灘での厳しい訓練と、食事や外出などの生活から特攻隊の原風景を探り、その歴史を問い直す。

目次

特攻隊の原風景―プロローグ
霞ヶ浦のほとりで(予科練生の原風景;描かれる予科練;予科練特攻隊の原風景)
筑波山を仰いで(「筑波隊」の原風景;もう一つの「筑波隊」;筑波山と特攻隊)
北浦湖畔で(陸軍最初の体当たり部隊;万朶隊誕生;万朶隊以後)
鹿島灘に向かって(人間爆弾「桜花」の原風景;眼に映る桜花)
特攻隊の現風景―エピローグ

著者等紹介

伊藤純郎[イトウジュンロウ]
1957年、長野県に生まれる。1981年、筑波大学第一群人文学類卒業。現在、筑波大学人文社会系歴史・人類学専攻長・教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nnpusnsn1945

52
特攻隊といえば知覧や鹿屋を連想させるが、実は茨城に練習基地が存在しており深い関係がある。本書では、特攻隊員の日誌などから訓練等の様子を垣間見ることができる。空襲での戦死や特攻志願を巡る経緯も興味深い。エピローグには、予科練平和記念館、筑波海軍航空隊記念館も紹介されている。私は両方とも訪れたことがあるが、平和教育に関心のある方、私のような軍事マニアにはおすすめである。近頃繁忙期ゆえ、久々の更新となったが、中々面白い本であった。2022/02/03

かおりんご

24
うーん、思っていたのとは違いました。竹内浩三が取り上げられていましたが、浩三が特攻死したかどうかは分かっていないのに、そこまでのページを割く必要があったのかどうか。特攻隊の最終基地は九州だったけれど、特攻隊員を育てたのは茨城だというのがテーマなのかな。特に目新しい話もなく。さらっと読了。2019/08/13

Ryosuke Kojika

7
「無駄な死」か、「崇高な死」かと、私が判断することすら憚られる。過去の事実をそれ自体として受け入れるだけ。ただ、作戦としては狂っている。狂っている(論理ではない)ことは現在も起きている。言葉が乱れている。誰のものでもない「言葉」が個性を伴う(意味付けられた)ものとして溢れている。あの戦争と向き合わずに、良い世の中を作れるのか。手段としての戦争は現実としてあるのだけど、この本を読んでなお、戦争が起こるのはしょうがないと思いたくはない。「反戦」に色々なイメージが付いてしまっているが、私の立ち位置は反戦だ。2022/07/21

onepei

3
地域誌よりの視点での叙述2019/07/20

amanatsu

2
この本は、偶然受けた講義の資料のひとつだったのだが、私にとって特攻隊に関する初めての読書となった。友人の父君が予科練生だったこともあり、その隊に関わる記述もあるかと興味深く読んだ。鹿児島の鹿屋、知覧と聞けば特攻隊を思い浮かべる人は多いと思うが、茨城県内の多数の場所で特攻隊の訓練が行われたとは私はこれまで知らなかった。これらの資料と、関連した人々のエピソードでまとめられている。人間爆弾と呼ばれた専用機「桜花」に至っては、攻撃以前に母機の「一式陸攻」もろとも殆どが撃墜されたそうだ。計画の無謀さに空しさが募る。2020/09/26

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