出版社内容情報
数学の問題解決においてどのような方法を選択すべきかをまとめた書。あえてありがちな解法を示してからエレガントな解法を示す。
目次
第1章 論理的に推論する
第2章 パターンを認識する
第3章 逆向きに考える
第4章 視点を変える
第5章 極端な場合を考える
第6章 単純化した問題を解く
第7章 データを整理する
第8章 図で視覚的に表現する
第9章 すべての可能性を網羅する
第10章 知的に推測し検証する
著者等紹介
ポザメンティア,アルフレッド・S.[ポザメンティア,アルフレッドS.] [Posamentier,Alfred S.]
現在マーシー大学(ニューヨーク州)の教育学部長兼数学教育の教授。前職はニューヨーク市立大学工科カレッジの特別講師
クルリック,スティーヴン[クルリック,スティーヴン] [Krulik,Stephen]
フィラデルフィアにあるテンプル大学の数学教育の名誉教授
桐木由美[キリキユミ]
1999年上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了。現在、翻訳家。主に実務翻訳に携わり、手がけた分野は情報通信技術、行政・国際協力関連、環境、法務、金融、医療、その他多岐にわたる
桐木紳[キリキシン]
東京電機大学理工学部数理学科講師、京都教育大学教育学部数学科教授を経て、東海大学理学部数学科教授、博士(理学)。専門は力学系(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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shin_ash
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本書は問題を数学的にありがちなアプローチとエレガントな解法に分けて解説する。本書を手に取ったのは、自分がプログラムがイマイチ苦手なのは数学的なアプローチが狭いためではないかと考えたからである。中には何問かは自力でエレガントな解法にたどり着くものの、案の定、多くはありがちなアプローチ止まりであった。読んだだけで直ちに身につく訳ではないが、そう言う意味では大いに参考になった。一方、本書の役目とは関係ないが、パターンに頼って解いていていいのか?との疑問は残る。パターンの多さ=思考力では無いような気がするからだ。2018/01/20