内容説明
生徒・教師・親・地域…、学校教育をめぐる人々へそそぐ、きびしくもあたたかいまなざし。急逝したベテラン熱血教師が違した106編のメッセージと、「ニャオざね」でおなじみのことなのイラストでおくる親子コラボ。
目次
1章 生徒たち(ある日の登校の風景;廊下ばなし ほか)
2章 教師たち(宿直時代の思い出;教師の服装 ほか)
3章 家庭で、地域で(ハガキ通信;「さよなら」の先に ほか)
4章 学校教育とは(義務教育は無償にあらず;校則はだれのもの ほか)
著者等紹介
松本幸夫[マツモトユキオ]
1944年生まれ。埼玉県熊谷市出身。1968年より熊谷市立の中学校に勤務。社会科のほかに体育、英語の授業もする。2001年、33年間の教員生活にピリオドを打ち、憧れの執筆活動に入る。地域の子どもたちやおとなたちの集える場として、自宅に私設図書館『つばき文庫』を開設。学習指導書を中心とした著書多数。2005年逝去
ことな[コトナ]
1979年生まれ。埼玉県熊谷市出身。共立女子大学仏文学コース卒業。フリーのイラストレーター。幼い頃から絵を描くのが好きで、2005年、父・松本幸夫の他界をきっかけに本格的に絵の仕事を始める。熊谷市の「あついぞ!カルタ」や、同市のイメージキャラクター“ニャオざね”などのキャラクターデザインのほか、県内の各地域を紹介する朝日新聞埼玉版連載記事「まちぶら」のイラストを三年に渡り手がける。ほかに本の挿絵、パッケージデザイン、個展多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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