朝日文庫<br> 犬を殺すのは誰か―ペット流通の闇

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朝日文庫
犬を殺すのは誰か―ペット流通の闇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 211,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022617705
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0136

出版社内容情報

C0136【社会科学/社会】犬の大量殺処分の実態と、背後に潜むペット流通の闇を徹底取材。「命の衝動買い」のツケを告発した本書は、動物愛護法改正のうねりをつくった。文庫化に際し、法改正を巡るペット業界と政府の攻防を大幅加筆。命を大切にする愛犬家の必読書。

内容説明

売れ残った子犬を冷蔵庫に入れて殺すペットショップ。違法業者たちがはびこるオークション販売。そして「飽きてしまった」という身勝手な飼い主たち。ペットブームの水面下に潜む「犬ビジネスの闇」に厳然と迫る。動物愛護法改正の舞台裏を大幅加筆。

目次

第1章 命のバーゲンセール(氷山の一角;「抱っこさせたら勝ち」商法 ほか)
第2章 「幼齢犬」人気が生む「欠陥商品」(「8週齢」未満の販売を欧米は規制;野放しのネットオークション ほか)
第3章 隔週木曜日は「捨て犬の日」(命を奪う「住民サービス」;「安楽死」導入した下関市 ほか)
第4章 ドイツの常識、日本の非常識(98%に新たな飼い主;虐待に罰則、「犬税」も ほか)
第5章 改正動物愛護法「骨抜き」の舞台裏(愛犬政治家たちの考え;ペット業界の巻き返し ほか)

著者等紹介

太田匡彦[オオタマサヒコ]
1976年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。2001年朝日新聞社入社。経済部記者として流通業界などを取材し、2007年9月からアエラ編集部員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

45
できれば辛いから読みたくない。でも勉強のつもりで読んだ。驚いたのは「定時定点収集」という、まるで「粗大ごみはこちらへ」状態の、捨て犬を安易に認めるようなことが行われていたこと。お願いだから、みんな気付いてほしい!安楽死ではないことを!犬は散歩が必要だし吠えるし、予防接種や病気の治療や、思っている以上に大変でお金がかかるんだってことを!気楽な気持ちで飼わないで。考えたすえに飼うことになっても、まずは保護センターで死を待つ子たちから選んでほしい。2017/02/02

愛 飢男

21
犬の飼い主の端くれとしてこの本を手に取った。ペット業界の実情色々複雑で多くの問題を抱えているのは理解出来る。 西洋崇拝なのかしきりに欧州のシステムを良しとし日本のそれは業界寄りと批判する。出版元をみると朝日新聞系。従軍慰安婦問題や東電の事故の記事のスタンスが何となく類似している。兎に角、物事には噛みつく事からスタート。褒めたら記事にならないでしょうが度が過ぎるとちょっと嫌味。2017/01/23

たんたん麺

19
犬を飼おうとしていて読んでる!読後は安易に飼う気が失せる!だが深く付き合ってこうと思いました!2014/07/01

ブラフ

9
【図書館】ペットとしての「犬」の現状を告発するルポ。飼い主、自治体、ペット業界の経営者、店員、そしてブリーダー、愛犬家の国会議員などへ取材し、細かなデータも引用しながら犬のペット流通の現状を伝える。また、ドイツの保健所(のような施設)も取材されており、そこでは98%の犬たちが新たな家族に引き取られていき、また安易に引き渡すのではなくとても厳しい審査をしてから引き渡す。残った犬たちは終生まで伸び伸びとした環境で暮らすことができる。毎日200頭が殺処分されている日本とは天地の差があると思った。【コメへ続く】2019/07/09

JunTHR

8
一日約200匹が殺処分され、杜撰なペットショップやブリーダー、商品価値(=かわいい)のもとに十分に社会化されないまま売りさばかれて行く大量の犬たち。そして、それを良しとしてしまう業界と「骨抜き」されてしまった動物愛護法の成立過程とそれに加担した議員など、幅広くそして鋭く取材された良質のルポ。厳しい規制と国民の意識がなければいけないということが、ドイツの例などを見るとよくわかる。一方で殺処分ゼロを目指す地方行政や団体などに希望も感じられ、この問題は今後も注視したい。あと、猫はどうなってるのかも気になる。2013/11/05

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