内容説明
炭化水素の化学反応理論で日本人として初のノーベル化学賞に輝いた硯学が、自然の親しんだ幼少期からフロンティア軌道理論による受賞までの長い道のりを回顧し、基礎学問重視と独創的研究の必要性、科学と人間の平和的共存を訴える。
目次
第1章 学ぶこと思うこと(化学という学問;自然への憧憬;広く学ぶ心)
第2章 学問を支えるもの(基礎学のすすめ;創造への道)
第3章 独創性をはぐくむ(独創性から生まれる自信;独創性の彼方にあるもの)
終章科学と人間の未来
何もかも夢中(福井友栄)
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