朝日文庫<br> 動物愛情学

朝日文庫
動物愛情学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p
  • 商品コード 9784022604200
  • NDC分類 480.4
  • Cコード C0145

内容説明

動物園という環境にあって、著者が出会った動物の数は限りない。自然のままに生きる動物たちの姿は、つねに新鮮で教訓に満ちた存在。そんな動物たちの生き方は、ときに人間のあるべき姿を垣間見せてくれる。動物たちの心・母親・父親・夫婦・子どもそして老後―30年間、彼らの生を見つめてきた動物博士が贈る愛の詩。

目次

1 愛のなりたち(動物たちの愛;愛の動物学的考察;人間における愛)
2 夫婦とは何か(動物たちの夫婦;夫婦の動物学的考察;人間の夫婦)
3 子どもを考える(動物たちの子ども;子どもの動物学的考察;人間の子ども)
4 母親とは何か(動物たちの母親;母親の動物学的考察;人間の母親)
5 父親とは何か(動物たちの父親;父親の動物学的考察;人間の父親)
6 老後を考える(動物たちの老後;老後の動物学的考察;人間の老後)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

水無月十六(ニール・フィレル)

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筆者の動物園での経験をもとに、動物の「愛」をテーマに書かれた本。親子愛、夫婦愛などを取り扱うほか、動物の老いについての話もある。人間特有と思われている感情が、実は、全く同じではないとはいえほかの動物にも存在するのだというエピソードが数多く書かれている。キリンやシマウマの出産過程などが細かく書かれており興味深い。動物の老いの項目では老人福祉にまでおもいをはせる。2015/08/28

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