内容説明
動物園という環境にあって、著者が出会った動物の数は限りない。自然のままに生きる動物たちの姿は、つねに新鮮で教訓に満ちた存在。そんな動物たちの生き方は、ときに人間のあるべき姿を垣間見せてくれる。動物たちの心・母親・父親・夫婦・子どもそして老後―30年間、彼らの生を見つめてきた動物博士が贈る愛の詩。
目次
1 愛のなりたち(動物たちの愛;愛の動物学的考察;人間における愛)
2 夫婦とは何か(動物たちの夫婦;夫婦の動物学的考察;人間の夫婦)
3 子どもを考える(動物たちの子ども;子どもの動物学的考察;人間の子ども)
4 母親とは何か(動物たちの母親;母親の動物学的考察;人間の母親)
5 父親とは何か(動物たちの父親;父親の動物学的考察;人間の父親)
6 老後を考える(動物たちの老後;老後の動物学的考察;人間の老後)