内容説明
最近の昭和史研究の進展にはめざましいものがある。すでに破棄されたり失われたと考えられていた原史料が現れたり、海外の史料を踏まえた多角的な視点の研究が行われたりして、次々と過去の歴史像は塗り替えられている。ところがこの成果が一般に知られることは少ない。そこでたとえば、“張作霖爆殺はコミンテルンの陰謀だった”“東京裁判の被告席の数でA級戦犯の数が決まった”などの俗説が、典拠不明のままあたかも真実のように流布することになる。政党政治の始まりから日本が東京裁判を経験するまでの昭和史の14のポイントを、一番詳しい研究者たちが信頼できる史料をもとに徹底的に検証。最新の研究成果で読み解いた昭和史の決定版「大人のための教科書」。
目次
第1回普通選挙―二大政党による大衆政治の幕開け
張作霖爆殺事件―軍人の政治化の原点
ロンドン軍縮条約―国際協調と二大政党政治下の海軍
満州事変―「実態」と「解釈」を整理する
血盟団事件 五・一五事件―裁判記録から読み解く
天皇機関説事件―宗教と政治による学問抑圧
二・二六事件―挫折した「国家改造」クーデター
盧溝橋事件と日中戦争の展開―いかにして世界戦争の一部となるに至ったか
ノモンハン事件―日ソ関係の転換
日独伊三国同盟―破滅を招いた選択と誤算
近衛新体制―大政翼賛会とは何だったのか
日米交渉と開戦―「東郷変節」の謎に迫る
終戦―無条件降伏をめぐる論争
東京裁判―昭和の戦争の帰着点
著者等紹介
筒井清忠[ツツイキヨタダ]
1948年大分県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学。博士(文学)。帝京大学文学部教授。『近衛文麿』(岩波現代文庫)、『西条八十』(中公文庫、読売文学賞受賞)などの著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nnpusnsn1945
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