出版社内容情報
犯罪のたび語られる「心の闇」。だがそれを失ったことこそ現代の危機ではないのか!? 亀山郁夫、市川真人氏絶賛、衝撃の長篇評論。
【著者紹介】
1968年生まれ。京都大学人文科学研究所准教授。博士(パリ第8大学、精神分析)。ラカン派精神分析を駆使し、現代の心的空間を問う注目の俊英。著書『精神分析と現実界』、編著『精神分析の名著』。
内容説明
凶悪犯罪のたびにメディアで語られてきた「心の闇」。しかし現代の犯罪者は、ほんとうに「心の闇」をもっているのだろうか。むしろ彼らの心に「闇」がないことが問題なのではないか。私たちの心から「闇」が失われつつある。それこそが、現代の危機、心の危機をもたらしているとしたら?ラカン派の俊英が問う衝撃の評論。
目次
第1章 「心の時代」とはどういう時代か
第2章 他者は近く、そして遠く
第3章 子どもの国のヰタ・セクスアリス
第4章 コンテンツなき身体、思考なき無意識
第5章 フォン・ハーゲンスのアートと「二つの死のあいだ」
第6章 精神分析の詩学―メタファーと心的空間
第7章 症状なき主体は彷徨う
第8章 エビデンスの光のなかで
著者等紹介
立木康介[ツイキコウスケ]
1968年生まれ。神奈川県出身。京都大学人文科学研究所准教授。博士(パリ第8大学、精神分析)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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