出版社内容情報
創作大賞2023(note主催) 朝日新聞出版賞受賞作!家事代行歴3ヶ月・津麦の新しい勤務先は、5人の子どもを育てるシングルファーザーの織野家。一歩家の中に入ると、そこには「洗濯物の海」が広がっていた──。仕事や家事、そして育児……何かを頑張りすぎているあなたへ贈る物語。読めば、心がふわりと明るくなる。期待のデビュー作!
内容説明
この物語に救われたと書籍化希望の声、続々!家事代行歴3ヶ月・津麦の新しい勤務先は5人の子どもを育てるシングルファーザーの織野家。一歩家の中に入ると、そこには息苦しいほどの“洗濯物の海”が広がっていた―。誰かと比べなくていい。「家事」「仕事」「育児」何かを頑張りすぎのあなたに。創作大賞2023(note主催)お仕事小説部門朝日新聞出版賞受賞!心がふわりと明るくなる待望のデビュー作。
著者等紹介
せやま南天[セヤマナンテン]
1986年京都府生まれ。作家。2023年「クリームイエローの海と春キャベツのある家」で創作大賞2023(note主催)朝日新聞出版賞受賞。本作がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
225
過労で倒れて商社を辞め家事代行業に踏み出したばかりのヒロイン津麦が5人の子供に手伝わせずに自分一人で全てをやろうとするシングルファーザーの気難しい親父さんに叱られ衝突して苦労しながらも辛抱強く頑張って徐々に心を許し合い生活を変えてゆく物語。人の家のしきたりを勝手に変えられないもどかしさをジッと我慢しながら長い時間をかけた末に頑固親父の心を開いてクリームイエローの洗濯物の海に変化が生じさせた時のヒロインの喜びに心が晴れやかになりましたね。生きる上での大事な事を教えてくれる一冊ですね。#NetGalleyJP2025/01/05
いつでも母さん
162
『毎日、これが繰り返される。 それが生活だ。 毎日、毎日。』妻を病で亡くし、13歳から2歳までの5人の子を育てる織野家の家庭に関わる、家事代行歴3ヶ月の津麦の再生と成長の物語。妻の代わりに1人で何でもやる夫・朔也のその覚悟は尊重するけれど、想像しただけで家の中はスゴイ事になってるのだろうな(汗)『外からはどれだけきちんと生活しているように見えたって、内に入ってみないと分からない。』そう、そうなんだよ。勝手に誰かと比べる必要はない。されど、気持ちよく暮らせる程度は大事よね。って家事は苦手な私が言う。2024/04/25
machi☺︎︎゛
91
家事代行の仕事をしている津麦は初めての依頼の織野家に来てみてびっくり。シングルファザーで5人の子供達を育てている織野家はリビングは洗濯物で足の踏み場もない、台所は食べたままの食器で水は詰まり食べ残しもそのまま。そして織野家の父親は仕事で不在。めちゃくちゃマイナススタートだったけど順に5人の子供とも打ち解け父親が本当にしてほしい事も分かってくる。家事代行の小説は初めて読んだけど家事って工夫次第でコスパもタイパもよくなると勉強にもなった。2025/03/10
ゆみねこ
79
商社で働いていた津麦(つむぎ)は、ある日会社で倒れそれを機に退社して「家事代行業」の会社に転職する。家事代行歴3ヶ月のある日、5人の子どもを育てるシングルファーザーの織野家へと赴く。一歩家に入るとそこは洗濯物で溢れた「クリームイエローの海」が広がっていた。一人で家事育児仕事をこなそうとする父・織野朔也、また津麦も自らの常識にとらわれていて互いの心はすれ違うが、津麦の気づきと成長が状況を変えてゆく。とても素敵な物語、せやま南天さん初読み。2024/08/11
Karl Heintz Schneider
68
家事代行の派遣社員である津麦はある日とあるご家庭に派遣されることに。父親と2歳から13歳までの5人の子供がいるとしか聞かされていない。部屋に一歩足を踏み入れた瞬間「うっ!これは・・・」「クリームイエローの海」ってこうゆうことだったの!?思ってたんと全然違う~。不愛想で、不器用で、誰よりも子供たちを愛している父親。でもワンオペで子どもたちにどう接していいのかもわからない。一方、子供たちも父親のことを愛しているけれど彼のことを気遣うあまり言いたいことも言えない。手伝いたいけど、どうしていいのかわからない。2024/08/02




