出版社内容情報
バツイチ、二児あり、パラサイトの菫には常識はずれの恋人がいて…女の日常の小さな大事を鮮やかに掬いとる、新鋭の力作長篇。
内容説明
バツイチ・出戻り・パラサイト。愛する家族と常識はずれの恋人アリ。女の日常はかくもドラマチックコミカルで、ちょびっと涙のお茶の間劇場、開幕。
著者等紹介
水野スミレ[ミズノスミレ]
1966年神奈川県生まれ。専業主婦の一日をドラマチックに描いた長篇小説「ハワイッサー」でNext賞を受賞。同作品は2003年に角川書店より刊行され、疾走感あふれる独自の世界が好評を博した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆにこ
29
専業主婦になりたいなら、会員制スワッピングクラブなんかに顔を出してはいけないよー。冒頭からツッコミばかりでした。なんでそんなに働きたくないのか最後まで分からなかった。2014/06/11
まりちゃん
7
図書館本*たまたま棚で見かけて題名で手に取った本。もう少し穏やかなお話かと思ったら、アラフォー女性とその彼、そしてそれを取り囲む家族たちの何とも言い難い物語。かなりパンチが効いたストーリー。実際にこんな世界あるのかなぁ。。。 全体的には娯楽的な話だったけど、亡き父からの手紙にあった言葉で、生きていく中で困難な局面に突き当たった時に、短期に決着をつけようとせず長期戦に持っていくべきというのが今の私に響いた。2018/02/03
いちこ
4
割と早い段階から読むのをやめようと思った作品。スワップでげんなりして、今までの話は小説でした、ってところでもう投げ出したかった。最後まで読んだら印象も変わるかと思ったけどだめだったなあ。寧ろ育児ノイローゼによる虐待を後出しとか最後も夢オチみたいな終わり方で余計読んで損した気分。もうこの作家さんはいいかな2014/03/22
Cindy
2
すんごい趣味というか・・・の彼と専業主婦と作家を目指して奮闘している姿が両極端というか・・・目が回りそうな生活ですが、いい家族に囲まれていいなって、言うのが最終的な感想ですね。 いい意味で開き直って生きていくって感じでしょうか・・・さらに幸せになってもらいたいものだと思うのであります。2013/09/22
788100150
2
専業主婦を夢見ていたのに、いざその座を得ると外の世界が恋しい。離婚して夜遊び三昧してみれば、専業主婦という安息の地が恋しくなる。全ての女性は同じ思考だと思う。隣の芝生は青い。結局どちらが幸せなのか、それはその人次第かと。2012/08/31
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