出版社内容情報
「本土復帰50年」の節目の年を現職知事として迎えた玉城デニー。沖縄の戦後史を体現しているともいわれる自身のルーツや「基地負担50%以下」の真意、日米地位協定の構造的問題、対話を避け続ける日本政府のおかしさなど、県知事としての本音と沖縄の”いま”と”これから”を綴る。
内容説明
米国にルーツを持ち、沖縄の戦後史を体現する知事が本音でつづる沖縄の“いま”と“これから”。
目次
第1章 沖縄にとっての復帰50年
第2章 私と沖縄戦後史
第3章 沖縄県知事としての挑戦
第4章 辺野古新基地建設と民主主義
第5章 日米地位協定と基地神話
第6章 誰一人取り残さない社会へ
著者等紹介
玉城デニー[タマキデニー]
本名 康裕・やすひろ。1959年、沖縄県旧与那城村(現うるま市)生まれ。高校卒業後、周囲の家族や友人に恵まれていたと感じていたことから、「自分も誰かを幸せにしたい」という気持ちが高じて、上智社会福祉専門学校で福祉を学ぶ。1990年代、沖縄でラジオ・パーソナリティ、タレントとして活躍。2002年9月、沖縄市議会議員選挙へ挑戦しトップ当選。2009年8月、衆議院議員選挙に初当選し、国会議員に転身した。4回の当選を重ね、自立型の地方自治を目指すための一括交付金制度の創設と導入など、沖縄目線から様々な政治課題に挑戦。2018年9月、国会議員を辞職し、沖縄県知事選挙へ立候補し当選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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