内容説明
1837年スペインのサンティアゴに生まれ、48歳で亡くなるまで、19世紀ガリシアの文芸復興の旗頭ともなったスペインの国民的女性詩人が、ガリシア女性の悲哀を切々と美しい言葉で綴った長編詩集。騒乱の19世紀において、心身を削りながら書き綴られた連作詩篇が、最適な訳者による待望の全訳版でついに刊行!
目次
第1部 たわごと
第2部 奥底より!(さらば!;カテドラルにて ほか)
第3部 諸々の(魔女の呪い;さあ飲もう ほか)
第4部 大地より(黙りなさい!;誇り ほか)
第5部 生者の未亡人と死者の未亡人(ハバナへ!;死者のことは忘れよう! ほか)
著者等紹介
桑原真夫[クワバラマサオ]
広島県鞆の浦生まれ。広島大学付属福山高校卒、北海道大学(経)卒。三井銀行(現三井住友銀行)に入行後、ブリュッセル、マドリッド、ロンドン等ヨーロッパに約十四年在勤。その後、リョービ・赤福を経て現在は故郷にて執筆に専念中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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