内容説明
日本の技術が世界を驚かせ、国中を涙と感動でつつんだ。「小惑星の物質を持ち帰る」という“世界初”の壮大なおつかい。太陽系~地球の誕生の謎にせまる大きな第一歩。小学校中学年以上向き。
目次
1 ボクは「はやぶさ」
2 到着、イトカワ
3 宇宙の仲間たち
4 地球への道
日本のエンジニア、職人さんの素晴らしい力
主な最先端技術
著者等紹介
今泉耕介[イマイズミコウスケ]
北海道生まれ。大学卒業後、オーディオ専門誌、健康雑誌などの編集を手がける。現在、フリーライター、編集者として、広く出版関係の仕事に従事。とくに子どもの教育問題、動物と人との心の触れあいに目を向けている。埼玉県入間郡三芳町在住
ハイロン[ハイロン]
東京都出身。イラストレーター。メカニカルなものからキャラクターものまでイラストレーションを制作。デジタルイメージ会員、新潟デザイン専門学校デジタル非常勤講師。東京デザイナー学院イラストレーション非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
速読おやじ
11
息子がこの本で読書感想文の宿題を書くという。「パパ、これ面白いかどうか読んでみて」というので、読んでみた。受験国語的な観点でいうと、”擬人法”である(笑)はやぶさが”人”になっている。はやぶさとはやぶさを支える人たちの一生懸命さが伝わってくる。おそらく、はやぶさを支える人たちから見れば、はやぶさはわが子同然だったのではないか、そう考えると擬人法も納得できる。はやぶさの部品を作ったのは、世界に誇る日本の町工場の人もいる。オールジャパンの力を結集して、小さいけれど大きな仕事をした”はやぶさ”に乾杯!!2013/07/19
uyo
1
さいご ちきゅうにかえってくるときのイラストがおもしろかった。2011/05/28
birdneon
0
はやぶさの目的、構造や基本的なしくみ、打ち上げから燃え尽きるまでを大まかに知ることが出来る良書。子供向けだと侮っていたけれど、はやぶさが今までの探査機とどう違うのかもきちんと書かれていた。この本に限らず、いたるところで見られるはやぶさの擬人化はどうなのか…と思っていたけど、自ら判断し行動する自律誘導航法を採用し、数々のトラブルを奇跡的に切り抜けたという背景を考えると、擬人化する気持ちもよくわかった。ラストのはやぶさが撮影した写真のエピソードは、ちょっとじーんと来てしまった。2011/11/08
のの。
0
小学生向けに非常に良く出来てると思いますが、実在しないアームを着けたのは微妙。突っ込まれたら子どもに説明するのが面倒そうです。カプセルの運搬コンテナのお話が初見だったので興味深かったです。2011/02/11
Saya Kikuchi
0
はやぶさが、どういうふうなことをしたかわかった。はやぶさのことについても知れた。2020/07/16