出版社内容情報
※ 問題を43題収録しています。[本冊(問題)104ページ、別冊72ページ]
本書は、場合の数・確率に関する問題をまとめて扱った問題集です。
予備校講師としての私の経験から言えるのですが、確率が得意な受験生は多くはいません。むしろ苦手なのに、その意識が希薄な受験生が目立ちます。なんとなく立式しても、たまたま答えが合うことがあるからです。それでは本当の意味での確率の力はついていません。まずは自分の力を正しく認識しましょう。今、苦手なのは全く問題ありません。これまで学んできたことを、いったんリセットして、一から積み上げていけばよいのです。本書を読む進めていけば、その積み上げ作業がスムーズに行えるでしょう。確率が苦手であった自分を懐かしく思える日が来るはずです。(「はじめに」より)