岩波現代文庫<br> ファンタジーを読む―“子どもとファンタジー”コレクション〈2〉

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岩波現代文庫
ファンタジーを読む―“子どもとファンタジー”コレクション〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 259p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006032555
  • NDC分類 909.3
  • Cコード C0195

内容説明

ファンタジー文学は空想への逃避ではなく、時に現実への挑戦ですらある。それは妄想ともつくり話とも違う。すぐれたファンタジー文学は、読み手自身のファンタジーを呼び起こし、何らかの課題をもって読み手に挑戦してくる―。心理療法家が、ストー、ゴッデン、リンドグレーン、ギャリコ、ピアス、ノートン、マーヒー、ル=グウィンの名作を読む。

目次

1 キャサリン・ストー『マリアンヌの夢』
2 ルーマー・ゴッデン『人形の家』
3 A・リンドグレーン『はるかな国の兄弟』
4 ポール・ギャリコ『七つの人形の恋物語』
5 フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』
6 メアリー・ノートン『床下の小人たち』
7 M・マーヒー『足音がやってくる』
8 ル=グウィン『影との戦い ゲド戦記1』
9 ル=グウィン『こわれた腕環 ゲド戦記2』
10 ル=グウィン『さいはての島へ ゲド戦記3』

著者等紹介

河合隼雄[カワイハヤオ]
1928年兵庫県生まれ。京都大学理学部卒業。1962年よりユング研究所に留学、ユング派分析家の資格取得。京都大学教授、国際日本文化研究センター所長、文化庁長官を歴任。2007年7月逝去

河合俊雄[カワイトシオ]
1957年奈良県生まれ。京都大学教育学研究科博士課程修了。ユング派分析家資格取得。京都大学こころの未来研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

67
なぜファンタジーが人間の根幹に関わるような要素を持っているのか、本書を読むことで少し理解できた。書き手としては、このようなガツンと来るファンタジーはどうやって発想されるのかについて考察を深めたい。ポール・ギャリコ、名前しか知らない作家だったが読んでみたい。2019/01/10

南北

41
心理療法家の著者がファンタジーを読み解いた本。著者はファンタジーが「たましいの真実」をそのままに伝えているとしている。語り口もうまく、読んだことのない本も内容が伝わってくる。取り上げられた作品の中では「トムは真夜中の庭で」を読んでみたいと思った。日本のファンタジーが取り上げられていなかったのは少し残念だが、今後読むときに著者の提示してくれた観点で読んでみるのもおもしろいと思った。2021/06/25

井月 奎(いづき けい)

34
ファンタジーが伝えることは星のように数多くきらめいています。著者はその中から、「たましい」を伝え、表す文芸としてとらえているように思えます。心理療法士らしいアプローチでのガイドブックでもあり、これを読んでから取り上げた作品を読んでも良いですし、逆でも良いでしょう。作品への洞察が深くなり、たましいや夢が人や、人の関係にあたえる影響が少しわかるかもしれません。日本発長編ファンタジーの不毛を嘆いていた著者がもう少し長生きして、上橋菜穂子を読んだならどのように激賞したのでしょう。想像しただけで楽しくなります。 2017/03/13

ヒダン

17
心理療法家による子供向けファンタジーのブックガイド。いずれも海外の多分有名な人の作品を取り上げている。本の紹介よりも序文が白眉だった。心と体に分けて考えてその仕組の知識があっても大したことはない。心と体が合わさって「いのち」ある存在たらしめる「たましい」の存在を仮定してみてそれを知ろうとするのだ。児童文学には「たましいの現実」がよく反映しているので職業的に必読の書らしい。これを読めば実際に読まなくてもいいんじゃないかと思ってしまうほどしっかり紹介されている。2016/08/14

らくだ

7
同著者の「こころの読書教室」に方向性は似通っているけれど、こちらのほうが学術的な方向から遠ざかり、ファンタジーや児童文学の本質を突いているように思う。あちらは読書を通じてユング心理学を教えるような内容だったので。ファンタジーのあり方について考えさせてくれる本だった。ファンタジーは逃避ではなく現実への挑戦というのが著者の主張だけど、納得する。人のたましいのありようを反映させたものがファンタジー。色々ないい言葉で溢れていて、本当にいい読書だった。2014/05/06

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