出版社内容情報
前漢の高祖劉邦から毛沢東まで、選び抜いた珠玉の名詩百三十七首。李白、杜甫、白居易らの極めつきの名詩をはじめ、無数の詩篇に埋もれていた知られざる名詩もまた、人が生きることの哀歓を深く響かせ、胸をうつ。
内容説明
前漢の高祖劉邦から二十世紀の毛沢東まで、珠玉の名詩百三十七首を選び、充実した解説を付す。李白、杜甫、白居易、杜牧(唐代)らの極めつきの名詩から、王安石、蘇軾、陸游(宋代)、袁枚(清代)、あるいは女性詩人たちの知られざる名詩まで。
目次
第1章 春夏秋冬
第2章 自然をうたう
第3章 季節の暮らし
第4章 身体の哀歓
第5章 家族の絆
第6章 それぞれの人生
第7章 生き物へのまなざし
第8章 なじみの道具たち
第9章 文化の香り
第10章 歴史彷徨
第11章 英雄の歌
著者等紹介
井波律子[イナミリツコ]
1944年富山県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鴨の入れ首
2
漢の劉邦から近現代まで、中国漢詩の名作を集めた解説付き漢詩集です。漢詩は李白杜甫だけはないとは知っていましたが、比較的マイナーな女流詩人や明清代詩人から毛沢東まで、意外な人の作った作品に新しい発見があってとても興味深い本でした。テーマも天下国家から卑近な生活詩まで多種多様で、非常に楽しめました。2024/08/21
りんご
2
中国なので漢詩です。最後は毛沢東で占めてます。 漢詩のあの物悲しいリズムが何とも言えません 2024/05/09
toshokan-no-hito
2
若い頃に中国文学を齧っていたが、馬齢を重ねたいま、漢詩の魅力がじわじわと分かるようになってきた。少しずつじっくり味わおう。2018/06/02
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