岩波現代文庫<br> 焼跡からのデモクラシー―草の根の占領期体験〈上〉

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岩波現代文庫
焼跡からのデモクラシー―草の根の占領期体験〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006004835
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0121

出版社内容情報

戦後日本の民主主義は「与えられた/押しつけられた」ものなのだろうか。アジア太平洋戦争を草の根から支えた日本の民衆が、過酷な戦争体験と伝統的な価値観をもとに、民主主義を自ら作りあげ、獲得したことを、彼らが残した日記や雑誌投稿、聞き取りなどを通して明らかにする。『草の根のファシズム』の続編、待望の文庫化。

内容説明

戦後日本の民主主義は「与えられた/押しつけられた」ものなのだろうか。アジア太平洋戦争を草の根から支えた日本の民衆が、過酷な戦争体験と伝統的な価値観をもとに、民主主義を自ら作りあげ、獲得したことを、彼らが残した日記や雑誌投稿、聞き取りなどを通して明らかにする。上巻では、焼跡の中で人びとが、平和や戦争責任・天皇制、自由と民主主義などについてどのように考えていたかを辿る。『草の根のファシズム』の続編、待望の文庫化。

目次

第1章 戦争から戦後へ(ある沖縄人の戦中・戦後―沖縄製糖社員の場合;ある徴用工の戦中・戦後―大阪陸軍造兵廠徴用工の場合;ある民間知識人の戦中・戦後―東京・馬込隣組役員の場合)
第2章 平和の構想(平和主義の成立;原爆と平和)
第3章 平和意識の獲得(ある砥石屋の体験;ある国鉄労働者の体験;中島飛行機女子職員の体験)
第4章 戦争責任論と天皇制(民衆の戦争責任論;極東国際軍事裁判(東京裁判)に対する反応
他のアジアに対する責任論
天皇の戦争責任をめぐって)
第5章 自由と民主主義の再創造1(民主主義の論議;三菱重工横浜造船所工員の体験;町工場の旋盤工の体験;辺土名市役所・国頭村役所職員の体験)

著者等紹介

吉見義明[ヨシミヨシアキ]
1946年生まれ。1970年東京大学文学部卒業、1972年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。中央大学名誉教授。日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

2
戦後日本の変革:憲法第九条 平和主義 文化的平和国家 戦争放棄理念 民主主義形成 GHQ指導 平和意識の発展:戦争の記憶 戦争責任 敗戦心理 平和教育 世論調査 経済と平和 戦争責任と天皇制:戦争責任論 戦犯裁判 民衆責任 指導者責任 天皇制存続 天皇退位論 民主主義の再創造:自由と平等 市民意識 教育改革 市民運動 経済復興 政治参加 地域社会と民主化:沖縄の米軍支配 地域活動 住民権利擁護 地域民主主義 労働運動 組合運動 日本社会の未来:民主主義の課題 平和維持 政治的安定 経済的基盤 戦争の教訓2025/03/19

Go Extreme

1
与えられた・自前の民主主義論 戦後社会の特徴 伝統の二側面 戦争→戦後: ―沖縄製糖社員 大阪陸軍造兵廠徴用工 東京・馬込隣組役員 平和の構想: 平和主義の成立 原爆と平和 平和意識の獲得: ある砥石屋 ある国鉄労働者 中島飛行機女子職員 戦争責任論と天皇制: 民衆の戦争責任論 東京裁判に対する反応 他のアジアに対する責任論 天皇の戦争責任 自由と民主主義の再創造Ⅰ: 民主主義の論議 三菱重工横浜造船所工員 町工場の旋盤工 辺土名市役所・国頭村役所職員2024/12/24

gkmond

0
紹介文には民主主義を自ら作り上げ云々とあるし、著者もその方向で資料解釈するんだけど読んでるこっちはシームレスに戦中の盲従と戦後の盲従が続いているように読めてしまい、解釈パートにいらいらすることに。なんでもさらっと書いちゃってるんだけど、夜中に近所の人間が闇狩と称して家のなかに侵入してきて襲われて怪我したエピソードのなにそれ感と著者の無関心(これ以上の説明が何もねえの)のギャップが最も印象に残ったのだった。2025/03/05

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