岩波現代文庫<br> 増補 日本人の自画像 (増補)

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岩波現代文庫
増補 日本人の自画像 (増補)

  • 加藤 典洋【著】
  • 価格 ¥1,628(本体¥1,480)
  • 岩波書店(2017/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 398p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006003579
  • NDC分類 121
  • Cコード C0136

出版社内容情報

私たちは自分たち自身を、どのように描いてきたのか。「日本人」というまとまりのイメージの形成過程を批判的に検討し、共同性をめぐる新たな思考の方向性を示した画期をなす試み。まとまりからつながりへ、「内在」から「関係」への〝転轍〟は、どのように可能となるのか。『敗戦後論』の「原論」、待望の文庫化。

内容説明

私たちは私たち自身を、どのように描いてきたのか。なにを契機に、いかに「日本人」という自己認識を私たちは持つに至ったのか。本書は、「日本人」というまとまりのイメージの形成過程を批判的に検討し、共同性をめぐる新たな思考の方向性を示した画期をなす論考である。「まとまり」から「つながり」へ、「内在」から「関係」への“転轍”は、どのように起こり、なにを私たちにもたらすのか。開かれた共同性に向けて、その可能性を問う。『敗戦後論』の「原論」、待望の文庫化。

目次

第1部 自画像制作とは何か(自画像の思想;地図という自画像)
第2部 近代以前(徂徠の革命;宣長の抵抗)
第3部 近代以後(関係の発見;柳田国男と民俗学)
第4部 戦争体験と世界認識(鏡の破砕;小林秀雄と「国民」;吉本隆明と「関係」)

著者等紹介

加藤典洋[カトウノリヒロ]
1948年山形県生まれ。東京大学文学部仏文科卒。現在、文芸評論家、早稲田大学名誉教授。『言語表現法講義』(岩波書店)で第一〇回新潮学芸賞。『敗戦後論』(ちくま学芸文庫)で第九回伊藤整文学賞。『小説の未来』『テクストから遠く離れて』(朝日新聞社/講談社)で第七回桑原武夫学芸賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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林克也

3
書物に残してきた人の思想はこうして検証することができる。でもそういう人たちに影響を与えた、書物を残していない人がいたから彼らの思想が形あるものになった。この本を読んでそう思った。今後、加藤典洋さんの思想を解析し解釈し評論していく人たちが、どんなことを述べるのか楽しみ。 加藤さんはこの本をサバティカル中に山にこもって書いた。そして私は自室にこもって読んだ。それで世の中に何か影響を与えることができるのか?元山仁士郎さんや香港の皆さんのような行動が、日本人が消えてしまうタイムリミットの今、必要なのではないか。 2019/06/23

Go Extreme

1
自画像: 自己認識 共同性 個人性 文化と歴史: 日本人論 近代以前 近代以降 民俗学 哲学と思想: 内在的近代批判 文献学 朱子学 狙棠の思想 宜長の抵抗 社会と戦争: 戦争体験 国民意識 共同体意識 平和教育 地図と自己認識: 地図制作 行基図 世界観の変化 南蛮との接触 言語と表現: 語りの構造 物語と自画像 語り手と語られる者 近代ナショナリズム 言語の変容 芸術と文化: 浮世絵 明治の西洋画 教育と表現 美術と文学 国際関係と他者認識: 攘夷と開国 外国勢力との関係 他者認識 自己と他者の関係2025/02/16

コミジ

0
角幡唯介氏が取り上げていたので挑戦。尊王攘夷が尊王開国へ転回した理論的分析が無い等、私にとって目からウロコの指摘が面白い。本居宣長問題については、いわゆる原理主義との違い等知りたいことが増えた。2024/04/21

飯田一史

0
徂徠、宣長以来の日本人の「日本」認識を肖像画(外からの視線)と自画像(内からの視線)の喩えを用い、二つを見事交錯させた柳田国男、吉本隆明を評価する。2018/12/22

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