出版社内容情報
スーパーや八百屋にならぶ大量の農畜産物.それらはどこで,どのように作られているのか.食べものの安全を脅かす残留農薬や狂牛病などの問題はなぜおこるのか.私たちの食の根幹をささえる日本農業の現状と未来を考察します.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
98
食料・農業・農村基本法の制定直後の著作であり、流石に内容の古さは否めないが、逆に、一昨年の改定の前提となった考え方がよく理解できたかも。更に、時事的な課題以上に、農業の本質に対する著者の思いが伝わってくる。農業と工業の違い、市場原理主義の限界、生産性が全てかという問い、農地の耕作者主義や農作物価格支持政策を放棄したことの弊害、過剰窒素や遺伝子組み換えの問題などの指摘が迫ってくる。ただ、その高邁な理念が、多国籍アグリビジネスに蹂躙され食料安全保障が脅かされている現状において、余りにも無力であることが虚しい。2026/01/27
tu-ta
6
2004年に出たジュニア新書だが、かなり深い中身。おとなにもおすすめで、中身もそんなに古さを感じさせない。根っこのところを抑えてるからだろう。2015/05/30
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
4
【ココロの琴線に触れたコトバ】中国から入ってくる野菜のほとんどは、開発輸入とよばれる仕組みのもとにあります。2014/12/19
gissy
3
非常にわかりやすく、これまでの農業を取り巻く出来事から農業が抱える現代的課題をわかりやすく解説してありました。読みやすい一冊でした。2019/10/14
山田俊太郎
2
TPPやら減反廃止やらで、何が正しいのか問題の本質はどこにあるのか混乱していたので、少し整理したいと読んだ一冊。ジュニア新書なので分かりやすいし、農業政策の流れや世界との関わりを理解できた。作者の改革提言はやや牧歌的にすぎるきらいがあったが、地域のものを地域で食べるってことをもう少し大切にしていきたいと思いました。2013/11/10
-
- 洋書
- Bush Mary




