岩波ジュニア新書
おくのほそ道の旅

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  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005003907
  • NDC分類 K915
  • Cコード C0292

出版社内容情報

芭蕉は,なぜ半年もの苦しい長旅に出たのだろうか.歌枕の見学,門弟との再会の楽しみもあったが,旅は,独自の俳風を一すじに進む芭蕉の決意の表れであった.芭蕉の足跡を自らたどった研究の第一人者による,絶好の解説.

内容説明

江戸時代、旅は苦しいものであった。そろそろ老境にさしかかろうという芭蕉は、なぜ半年にもわたる長旅に出たのだろうか。その旅はどのようなものだったのだろうか。不朽の名作に描かれた旅の跡を、長時間をかけて自らの足でたどった芭蕉研究の第一人者が、豊富な考証とともに解説する「おくのほそ道」の旅。

目次

旅立
室の八島
日光
黒羽
殺生石・遊行柳
白河の関
須賀川
あさか山・しのぶの里
佐藤庄司の旧跡・飯坂
武隈の松〔ほか〕

著者等紹介

萩原恭男[ハギワラヤスオ]
1934年東京都生まれ。61年早稲田大学大学院文学研究科修了。76年大東文化大学文学部教授。近世の俳諧文学、特に芭蕉をめぐる研究に多くの論文がある

杉田美登[スギタヨシノリ]
1951年新潟県生まれ。79年大東文化大学大学院文学研究科後期博士課程修了。89年同学部非常勤講師、96年都立高等工業専門学校教授
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感想・レビュー

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本命@ふまにたす

2
文学的に『おくのほそ道』を鑑賞しようとするのではなく、実際に芭蕉がどのような経路でこの旅を行ったかをたどる一冊。そういう意味で、ジュニア向けというよりは、実際に芭蕉の旅路を自分で巡ろうとする大人にとって役に立つかもしれない。2021/07/01

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