出版社内容情報
約400年にわたり、大西洋を航海した奴隷船。「裸の移住者」としてアメリカ大陸に連行された人々は、いかにしてアフリカの声と音の伝統を再創造し、次世代へと繋いでいったのか。アフリカへの帰還という主題から、音楽、文学、アートなどを横断的に捉え、その歴史と現在を旅する。世界にひろがるブラック・カルチャーへの招待。
内容説明
約四〇〇年にわたり、大西洋を航海した奴隷船。「裸の移住者」としてアメリカ大陸に連行された人々は、いかにしてアフリカの声と音の伝統を再創造し、次世代へと繋いでいったのか。「アフリカ帰還」という主題から、音楽、文学、アートなどを横断的に捉え、ブラック・カルチャーの歴史と現在、そして未来を旅する。
目次
第一章 アフリカの口頭伝承
第二章 奴隷船の経験
第三章 アメリカスに渡ったアフリカの声と音
第四章 自由を希求する共同体の歌
第五章 合衆国のブラック・ミュージック
第六章 アメリカスからアフリカへ
第七章 文字のなかの声
第八章 奴隷貿易・奴隷制の記憶の光と影
第九章 ブラック・ミュージックの魂
第一〇章 ブラック・スタディーズとは何か
第一一章 ブラック・カルチャーは誰のものか
第一二章 未来に向けて再構築されるルーツ
著者等紹介
中村隆之[ナカムラタカユキ]
1975年東京都生まれ。2006年東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。博士(学術)。早稲田大学法学学術院教授。専攻―フランス語圏文学、環大西洋文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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