内容説明
1959年7月10日、第1回日本アルペンラリーが開催された。日本グランプリ開催の1963年からさかのぼること4年。わが国のモータースポーツの本格的幕開けといって良い日本アルペンラリー。1976年まで18回にわたって開催され、多くのラリードライバーを輩出した。彼らは、その後自動車業界で頭角を現し、様々な分野で活躍することになる。
目次
1 日本アルペンラリーの発足まで
2 日本アルペンラリー参加の思い出を語る
3 三菱ファクトリーかく戦えり
4 注目を集めた出場マシーン群
5 コース設定・競技運営苦労話
6 日本アルペンラリー各回の概要および成績
7 日本モータリストクラブの活動実績
8 日本アルペンラリーのその後と澁谷さんのこと
著者等紹介
澁谷道尚[シブヤミチタカ]
1935年広島県福山市生まれ。中央大学文学部卒業後、日刊自動車新聞社に入社。同社事業部、JMC(日本モータリストクラブ)でラリー・オーガナイザーとして活躍。日本アルペンラリー連続18回開催をはじめ、289のラリー運営を手掛け、競技長も務めた。1996年、60歳で日刊自動車新聞社を定年退職するも70歳まで在籍、活躍した。日本アルペン終了後はJAF審査会委員や各ラリー大会の審査委員長として活躍。こうした貢献が認められ、「JAFモータースポーツ名誉委員」の称号を贈られた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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