出版社内容情報
初版刊行から二〇年余。当事者主権という概念は本書をもって普及・定着した。障害者、女性、高齢者、子ども、性的少数者など社会的弱者が声をあげて社会をつくりかえてきた感動の軌跡。その後の変化を紹介し、増補新版として刊行。自立の意味を転換し、専門性を問い直し、社会を組みかえる。
内容説明
初版刊行から二〇年余。当事者主権という概念は本書をもって普及・定着した。障害者、女性、高齢者、子ども、性的少数者など社会的弱者が声をあげて社会をつくりかえてきた感動の軌跡。その後の変化を紹介し、増補新版として刊行。自立の意味を転換し、専門性を問い直し、社会を組みかえる。
目次
当事者宣言
当事者運動の達成してきたもの
介護保険と支援費制度
当事者ニーズ中心の社会サービス
当事者たちがつながるとき
当事者は誰に支援を求めるか
当事者が地域を変える
当事者の専門性と資格
当事者学のススメ
(増補)二〇〇三年以降の障害者運動と新たな法制度
(増補)全国に展開する自立生活運動、そして世界へ
(増補)介護保険以後の高齢者福祉
(増補)介護保険の達成と危機
(増補)#MeToo以後の女性運動
(増補)当事者研究の新展開
著者等紹介
中西正司[ナカニシショウジ]
1944年生まれ。20歳のときに交通事故により受傷し、四肢まひになる。86年日本で初めての自立生活センター、ヒューマンケア協会設立。90年DPI日本会議議長に就任。91年に全国自立生活センター協議会(JIL)を設立し事務局長に。97年市町村障害者生活支援事業全国連絡協議会を設立。現在、全国自立生活センター協議会顧問、ヒューマンケア協会代表
上野千鶴子[ウエノチヅコ]
1948年生まれ。社会学者。東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。2011年「女性学・フェミニズムとケア問題の研究と実践」に対して朝日賞受賞。著書に『近代家族の成立と終焉』(岩波書店、サントリー学芸賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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