出版社内容情報
戦後日本人の先頭として戦後民主主義、高度成長の恩恵を受けてきた団塊の世代。戦後70年を超えた現在、65歳以上人口比重は約3割、2050年には4割となる。全員が高齢者となった団塊の世代はこれから、「与えられた民主主義」を超えることなく私生活主義に堕して終わるのか。1947年生まれの著者が自ら問い直す「後世に何を引き継ぐか」。
内容説明
戦後日本人の先頭として民主主義、高度成長の恩恵を受けてきた団塊の世代。世界的な民主主義の危機が語られる今、一九八〇年の論稿「われら戦後世代の『坂の上の雲』」のタイムカプセルを開け、三五年後の高齢化した都市新中間層の現状をみつめ、シルバーが貢献する新たなデモクラシーへの視界を探る。参画型社会構築への提言。
目次
第1章 戦後民主主義の総括と新たな地平―「与えられた民主主義」を超えて
第2章 戦後世代としての原点回帰―一九八〇年という時点での自画像
第3章 それからの団塊の世代を見つめて―二一世紀に入っての二つの論稿
第4章 二〇一六年参議院選挙におけるシルバー・デモクラシーの現実―なぜ高齢者はアベノミクスを支持するのか
第5章 二〇一六年の米大統領選挙の深層課題―民主主義は資本主義を制御できるのか
第6章 シルバー・デモクラシーの地平―結論はまだ見えない、参加型高齢化社会への構想力
著者等紹介
寺島実郎[テラシマジツロウ]
1947年北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。米国三井物産ワシントン事務所所長、三井物産常務執行役員、三井物産戦略研究所会長等を経て、現在は(一財)日本総合研究所会長、多摩大学学長。国土交通省・社会資本整備審議会道路分科会国土幹線道路部会長、同省・国土審議会計画推進部会委員、経済産業省・資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本政策分科会委員、農林水産省・「食と農の景勝地」審査委員会委員長等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
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