内容説明
全国の学校現場を歩き、つかみだした学校の四つの危機(学力・教養・規範・心)に対処。授業臨床の智恵をここに提示する。
目次
第1章 学校の危機と総合的学習
第2章 生活科から総合的学習へ
第3章 総合的学習への誤解・曲解に反論する
第4章 総合的学習のカリキュラムづくり
第5章 総合的学習の授業づくり
第6章 総合的学習が育てる学力と評価
第7章 学校をデザインする
著者等紹介
無藤隆[ムトウタカシ]
お茶の水女子大学生活科学部教授。専門は、生涯発達心理学・応用発達科学。家庭・保育・学校などの現場を支援する学問を実践し、構築したいと願っている。1972年東京大学教育学部教育心理学科卒業、同大学院修士課程修了。東京大学新聞研究所助手、聖心女子大学文学部講師などを経て、現職。主な著書に、『自ら学ぶ子を育てる』(金子書房、1998年)、『協同するからだとことば』(金子書房、1997年)、『早期教育を考える』(NHK出版、1998年)、『知的好奇心を育てる保育―学びの三つのモード論―』(フレーベル館、2001年)などがある
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