岩波新書<br> 肖像写真―時代のまなざし

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岩波新書
肖像写真―時代のまなざし

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004310860
  • NDC分類 740.28
  • Cコード C0272

内容説明

肖像写真を撮るまなざしの変遷から歴史が見えてくる。ブルジョワ知識人を撮った一九世紀のナダール。さまざまな職業の人間を撮って二〇世紀の全体像を描こうとしたザンダー。被写体にパフォーマンスさせた現代写真家アヴェドン。彼らの肖像写真からは、記述された歴史ではうかがい知ることがなかった人間の変容が浮かび上がる。

目次

第1章 ブルジョワの理想―ナダール(カリカチュリストから写真家へ;写真家としての出発 ほか)
第2章 二十世紀の全体像をめざして―アウグスト・ザンダー(あらゆる階層の人びとを網羅する;分類し、総合する ほか)
第3章 パフォーマンスの真実―リチャード・アヴェドン(「借りた犬」;顔とは何か ほか)
終章 肖像写真と歴史(人間の顔;肖像写真を見ること ほか)

著者等紹介

多木浩二[タキコウジ]
1928年神戸に生まれる。東京大学文学部美学美術史学科卒業。現在、評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

14
ナダール、ザンダー、アヴェドンの3人の作品を通して、肖像写真に刻印された「まなざし」が時代と共にどのように変化していっていたのかを考察した本。具体的には、社会を動かす名士たちから匿名の人間たちへ、そして他者を通して現れる自分自身へ、というまなざしの変遷が解説される。 著者の関心は一貫して、人間が世界を見る「まなざし」にある。それは著者の他の著作にも共通するテーマだ。2020/08/06

邪馬台国

6
著名な写真家3人を比較して、肖像写真の持つ歴史性について論じた一冊。無知故にどの写真家についても存じなかったのですが、三者三様に魅力的な写真を撮る写真家と出会えたのは嬉しかったです。小さな図版からも力強さというか魅力は十分伝わってくるものの、写真集が欲しくなります。著者の論述も魅力的だった為、他の著書も読んでみたいです。2017/05/04

bittersweet symphony

2
ナダール、アウグスト・ザンダー、リチャード・アヴェドンという3人の写真家を通して社会思想がいかにして反映されてきたかを解きほどく本。国民国家が成熟して、個人主義的主張が広く受け入れられていく過程を跡付けている、とまとめて大きく違いはないかと思います(ザンダーの写真がナチスによって焼かれる話など象徴的です)。その上で、アヴェドンのポートレートの閉塞感のようなものをどう捉えるか、というのが現代的な問題としてはあります。2007/10/28

編集兼発行人

2
肖像写真に関する考察。時代も土地も各々に異なる三人の写真家に家焦点を当て人物に対する眼差しが時間の経過に伴い如何様に変化したのか探求。ブルジョワの特権性を意識する顔の差異を集合化し同時代を表現したナダール。匿名的に見える市井の民を網羅した上で分類化と総合化を図り共同体を垣間見せたザンダー。撮影者と被撮影者との経験を共有して身体に蓄積されたパフォーマンスの瞬間を切り取り象徴したアヴェドン。特定の時空間に閉じられた集団的な記名性を徐々に開放した果てに寄る辺なき時空間に属する個人的な記名性が儚く浮かび上がる感。2014/03/25

feodor

2
19世紀後半のナダール、20世紀前半のザンダー、20世紀後半のアヴェドンという3人の肖像写真家の写真を通して、肖像写真(ポートレート)を通じた「時代の見方」「時代の価値観」を描いた本。ナダールの時代のブルジョワジーを中心とした著名人の写真、ザンダーの民衆生活を描いた無名の人々の写真、そしてアヴェドンの人を通じて空虚さも感じさせたりする、現代の写真。それぞれの作品もたくさん収録されていて、その変遷もあり、写真というものでどれだけのものが映し出されるか、ということも示していて読んでいておもしろかった。2012/05/18

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