内容説明
かつて若い国、自由の国として世界から愛されたアメリカは、いま巨大な軍事力に支えられた「大米帝国」として嫌われ、衰退に向かうかに見える。やがて老醜をさらすことになるのだろうか。半世紀以上、リベラルな立場から歴史家としてこの国とつき合ってきた著者が、その心象風景に重ねて米国の明暗を描き、今後の進むべき道を提示する。
目次
序章 アメリカは若い国か
第1章 アメリカが愛されていた頃
第2章 “天国”のなかの“地獄”
第3章 “天国”のなかの混沌
第4章 アメリカが嫌われるようになって
終章 アメリカよ、美しく年をとれ
著者等紹介
猿谷要[サルヤカナメ]
1923年東京に生まれる。1948年東京大学文学部卒業。その後同大学院修了。日本大学、東京女子大学、駒沢女子大学教授、およびハーヴァード大学、ハワイ大学、コロンビア大学、エモリー大学、コロラド大学などの客員研究員を歴任。東京女子大学名誉教授。専攻はアメリカ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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