出版社内容情報
書斎には一つの固定したイメージがあるが,実は驚くほど多様な世界がそこにある.落着いた本格派もあればメカとワープロの近代派もある.リビングのテーブル,飛行機,地下鉄,喫茶店だって立派な書斎だ.本書にはこの多彩な空間が登場し,諸分野一七氏が,これといかに関わってきたかの苦心と秘策を明かす.あなたも今日から書斎の王様.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまゆ
6
立花隆の書斎をテレビで見たことがある。本に埋もれて生活しているかのようだったけど、ご本人は何がどこにあるか覚えている。まるで脳内図書館。2015/07/07
Koki Miyachi
3
作家や学者、研究者の書斎論。1985年書物が基本的な研究のリソースだった時代。蔵書をいかに整理活用するか、本を中心としたナレッジマネジメントの側面が強い。書斎は蔵書を収納する知的生産行為の場所という位置づけ。私にとっての書斎は、自分と向き合う、本を読む、モノづくりをする、ボーとする、調べものをする、音楽を聴く、そんな自由な活動ができる場所。書斎は生き方を写し出す鏡のようなもの。自分は自宅に書斎がなく、ノマドの如く街中にスキマを見つけて活動することが多い。いつかマイ書斎が持てればという妄想が今一番楽しい。2017/08/02
讃壽鐵朗
2
30年前の書斎の話は今や様変わりして参考に殆どならず2014/03/21
おらひらお
2
1985年初版。かなり前の新書ですが、書斎の話なので即購入。書斎のスタイルも十人十色です。ちなみに僕の書斎は台所・・・。これでよいのか?2012/03/24
昭和子
2
書斎と書いて城と読む。自分の書斎を持つ。それが私の人生の野望。2011/08/31
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