出版社内容情報
今日,私鉄を利用している人びとは国鉄を上まわり,一日三千万人に達している.また,住宅地開発,デパート部門への進出など,私鉄は国民生活と深く結びついている.私鉄百年の歩みを豊富な資料で詳細にたどりながら,輸送力増強,宅地・観光開発,ローカル私鉄の苦境,運賃と経営など,さまざまな問題をとりあげて幅広い関心に応える.
内容説明
今日、私鉄を利用している人びとは国鉄を上まわり、一日三千万人に達している。また、住宅地開発、デパート部門への進出など、私鉄は国民生活と深く結びついている。私鉄百年の歩みを豊富な資料で詳細にたどりながら、輸送力増強、宅地・観光開発、ローカル私鉄の苦境、運賃と経営など、さまざまな問題をとりあげて幅広い関心に応える。
目次
1 私鉄の誕生
2 幹線鉄道の発達
3 軽便鉄道の普及
4 私鉄網のひろがり
5 戦時体制と私鉄
6 都市高速鉄道網の整備
7 宅地開発・観光開発と私鉄
8 ローカル私鉄・路面電車の苦境
9 私鉄の運賃と経営
10 私鉄の将来
著者等紹介
和久田康雄[ワクダヤスオ]
1934‐2017年。1957年東京大学法学部卒業。1957‐84年運輸省勤務。長年にわたり私鉄史研究に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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月猫夕霧/いのうえそう
0
2020/11に再版されたのを購入。日本での私鉄が始まってからの動きが、人を中心によくまとまってます。1980年ごろにできた本なので仕方ないのですが、ここ30年程の動きが書かれてないのが残念で、良い続編にあたる本が無いでしょうかねぇ。2021/02/23
akaneirosora
0
鉄分の薄いテツにもとてもわかりやすくて、日本の鉄道の発展を大局的につかめる本だった。書かれたのが1981年で、当時はこのように思われていたのかへーーーってことも書いてある。面白い。このへんの産業史をテーマに大河ドラマを製作してくれたら見るんだがなぁ。30年後くらいには、大河ドラマ・五島慶太とか、藍川清成とか?!2020/12/24
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