幻冬舎新書<br> 京都・イケズの正体

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幻冬舎新書
京都・イケズの正体

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  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344984745
  • NDC分類 302.162
  • Cコード C0295

内容説明

イケズ―京都人は排他的で底意地が悪く、何を考えてるかわからないという。腹の底で何を考えているかわからないのは誰でも同じなのに、なぜ京都人だけがそう揶揄されるのか。京都は盆地に作られた閉鎖的な町だ。そこで発生し、時間の淘汰と外圧に耐えた独自の文化を、京都の人々は確かな目利きで守り継いできた。その温かくも厳しい目こそ、今なお京文化を育む力であり、よそ者に憧れと劣等感をも抱かせるイケズの根源なのだ。千二百年の伝統「イケズ」の正体を解き明かすと、均一化して活力を失った現代日本再生の鍵までもが見えてきた!

目次

第1章 「はんなり」だの「みやび」だのが京都ではない(徹夜明けの灰皿の匂いのする茶;ぶぶづけは何で作る? ほか)
第2章 なぜ京都の味は淡いのか?(手に汗を握る「駅弁」;「おたま」を持つ手を動かしてはいけない ほか)
第3章 老舗の力は生まれ変わる力(なぜ彼らは山椒を「偏愛」するのか;京都は何でできているか ほか)
第4章 抹茶と番茶(祇園祭の山鉾をペルシャ絨毯で飾る;日本には茶が二度伝来した ほか)
第5章 そうだ「京都」を見倣おう!(酔ってくだを巻けない酒場;上七軒ビアガーデンの愉悦 ほか)

著者等紹介

石川拓治[イシカワタクジ]
1961年茨城県生まれ。早稲田大学法学部卒業。フリーランスライター。2008年刊行のノンフィクション『奇跡のリンゴ「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録』(幻冬舎文庫)が映画化され累計45万部のベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

62
個人的に京都は多面体のようなもので、一つの面から見ていると他の面が見えなくなる、そんな街のように思っている。本書は言わば外部から見た京都。今まで読んだ京都論のようなものは、京都出身者が内部からの視点で書いたものが多かった為違った方向から見えて面白い。とはいえ著者の主観が多いので、京都にまつわるエッセイのように読むと面白かった。原了郭や草喰なかひがし、バーのマスター等のインタビューも掲載されていて、これがまた面白い。とはいえやっぱり内部からの京都に比べると、褒め殺しの観があるなあ。理想化された京都というか。2018/09/21

Kei

39
奇跡のリンゴの作者さんということで、期待したのですが、イマサンポ。はっきりと対象を一点に絞って、そこからの考察の方がよかったのでは?と思われます。2018/07/04

金吾

28
△私は京都出身なので、京都以外から見れば何がイケズなのかなと思い読みましたが、よくわからなかったです。京都が好きな人が自分の気持ちを書かれた本です。2024/01/14

noko

9
イケズな理由を知りたくて読みましたが、わかりませんでした。私京都は大好きで、リスペクトしてます。しかし著者は京都を上げるために、東京を例に出し、東京下げをしている。何かを褒めるのに、何かを貶す必要はない。東京は灰になったから、京都に比べよくわからないものがない。東京の復興は外国からもたらされたものだと著者は言う。しかし東京復興を主導したのは、石川栄耀東京都建設局都市計画課長です。GHQは復興に尻込みしていました。灰になった街を必死に立て直した人々がいます。また文明はあっても文化がないと言うが下町を見て。2023/06/19

カナ

7
なんにでも「よく言えば」と「悪く言えば」はある。この本は「よく言えば」側で語られた京都。 例えば、プライドが高い、ということを、めんどくさいととるか、リスペクトするか。この本は徹底してリスペクト側。 悪口ネタに走りがちな京都本の中では貴重なバランサーかも。 京都の名店や名物の紹介も面白い。これ読んで一保堂で京番茶買ってみたら、本の通りに一度匂い確かめさせられて楽しかった。たしかにタバコの匂いのお茶。2019/04/07

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