出版社内容情報
マルクスが自ら生涯の事業と呼んだ『資本論』.レーニンが“現世紀最大の政治経済学上の著作”と呼んだように,近代資本主義社会の経済的運動法則を徹底的に究明して,経済学を“革命”し,また人間社会に対する見解に完全な変革をもたらして,社会主義を科学的軌道に乗せた不朽の名著.ディーツ版による改訳.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
逆丸カツハ
25
うーん、頭に入ってこない。取りあえず全部に目を通すだけは通すこととしよう。2024/06/02
非日常口
15
単純再生産・拡大再生産のロジックについては佐藤優さんの新潮社講座でレポート課題を出され、宇野学派「経済原論」数冊を読んだため、ただクドいという印象しかなかった。逆に、単純再生産の解説にこれだけ膨大な量のテクストを費やしていたことに驚いた。生産機械の使用は摩耗につながるので、若干の拡大再生産の状態でなければ、純粋な単純再生産では微妙な純減に向かうところの確認をした。労働力商品と資本の関係性や、賃金と利潤の違い、そこから生産と分配の違いへの素地となる部分だと思う。2014/12/21
中年サラリーマン
13
どんだけ言うねん!と言いたくなるぐらいクドく感じるのは僕だけ?2014/01/21
浅香山三郎
10
単純再生産と拡大再生産の話。議論はかなり細かく、さまざまなパターンを想定してゐる。数式は頻繁に出てくるが、それらを図解ではなく、文章で書いていくので、わかりにくい。第2分冊はこの巻までだが、4巻を含め、理解が中途半端に終はつた。2024/01/19
翔
10
簿記っぽい内容に感じたが、薄い割に難解。むしろもっと厚くて良いから解説を入れてくれと言いたくなった。が、当時のインテリニートに言ったところで…とも思った。2022/04/09