岩波ブックレット<br> 買い物難民対策で田舎を残す

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岩波ブックレット
買い物難民対策で田舎を残す

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  • サイズ A5判/ページ数 80p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784002710334
  • NDC分類 365
  • Cコード C0336

出版社内容情報

超高齢社会と過疎/都市の過密問題が凝縮した現象が「買い物難民」で、さまざまな対策が展開されている。巨大資本も参入するなか、地域の仕入れ先と高齢者との生の関係にこだわる移動スーパー事業の先駆者が、ピンチをチャンスに変える逆転の発想を開陳。読むと元気が湧いてくる一冊。

内容説明

超高齢社会と地方の過疎、都市の過密により深刻さを増す買い物難民に対し、各地でさまざまな対策が展開されている。黒字化が難しいと言われる社会貢献事業に、持続可能なやり方で「田舎を残す」ことにこだわる移動スーパーの先駆者が、公民連携など各地の先進事例を紹介しつつ、ピンチをチャンスに変える手法を伝える。読むと元気が湧いてくる1冊。

目次

第1章 買い物ができずに田舎が崩壊する(買い物難民という言葉;買い物難民の現場と要因;田舎が崩壊していく)
第2章 全国で試される買い物難民対策(買い物難民対策の類型と有効性;さまざまな買い物難民対策)
第3章 移動スーパーという対策(日常の買い物手段として;黒字を可能にしたビジネスモデル)
第4章 高齢化社会をケアする(買い物難民対策の副産物;環境や地域を守る)
第5章 今後の課題と公民連携(採算性と持続可能性の課題;PPP(公民連携)とは何か
公民連携による持続可能性)

著者等紹介

村上稔[ムラカミミノル]
1966年、徳島市生まれ。(株)Tサポート代表取締役社長。沖縄国際大学沖縄経済環境研究所特別研究員。京都産業大学外国語学部卒。(株)リクルート勤務などを経て徳島に帰郷。1999年から徳島市議会議員3期。2012年に「移動スーパーとくし丸」を創業メンバーとして立ち上げ、2015年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

48
これは、どこにでもあることだと考えている。交通の足という課題。ストレートにそれだけではないことも述べられていて、視野が広がる。移動販売に限らず、いろいろな取り組みがなされ、実証実験もある。どれか一つではなく、いくつもの方法を組み合わせること。その前提となる、関わる人への視点や、継続性の視点を念頭に考えたい。買い物をするということの社会的意義や、生命(心的要素も含む)維持という意義も、再認識した。2023/12/23

ichigomonogatari

8
過疎地はそれ自体消滅の危機にあるそうだし、そこの買い物難民を救うなんて無理だろう・・と思っていたが、知恵を絞って工夫すれば採算がとれる事業として対策できることに感銘を受けて、希望を感じた。買い物難民は田舎だけでなく都市部のみならず日本全国の問題。彼らを救うてだてへのヒントともなるお話。2021/01/12

purio

2
買い物難民の背景や対策についてとてもわかりやすくまとめられている。コロナ禍での地方回帰を前提として、田舎を残すべきという理屈はわからなくもないが、買い物に不自由するような本当の田舎に移住する人はそれほどいないのでは。それはさておくとして、移動販売が過疎化により生じる社会課題の解決策になり得るのは自明だが、それを収益化できる仕組みを作ったのはすごい。私が歳をとったときに買い物環境がどうなっているかはわからないけど、ドローンや自動運転による買い物が一般的になっていることを願う。2022/02/27

Go Extreme

1
買い物ができず田舎崩壊:難民か弱者か 中山間地・ニュータウン・町中 廃村へと向かう過疎地 車社会に取り残される田舎 買い物難民対策:買い物難民対策の類型と有効性 デマンドタクシー・デマンドバス 地域住民によるミニスーパー ドローン宅配 移動スーパーという対策:軽トラに千点の商品 黒字を可能にしたビジネスモデル 高齢化社会をケアする:買い物難民対策の副産物 親密なコミュニケーション フレイル予防 高齢者の見守り 今後の課題と公民連携:必要性は増・採算は減 PPP:公民連携 ウィズコロナの時代に田舎を残す2020/12/05

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