出版社内容情報
超高齢社会と過疎/都市の過密問題が凝縮した現象が「買い物難民」で、さまざまな対策が展開されている。巨大資本も参入するなか、地域の仕入れ先と高齢者との生の関係にこだわる移動スーパー事業の先駆者が、ピンチをチャンスに変える逆転の発想を開陳。読むと元気が湧いてくる一冊。
内容説明
超高齢社会と地方の過疎、都市の過密により深刻さを増す買い物難民に対し、各地でさまざまな対策が展開されている。黒字化が難しいと言われる社会貢献事業に、持続可能なやり方で「田舎を残す」ことにこだわる移動スーパーの先駆者が、公民連携など各地の先進事例を紹介しつつ、ピンチをチャンスに変える手法を伝える。読むと元気が湧いてくる1冊。
目次
第1章 買い物ができずに田舎が崩壊する(買い物難民という言葉;買い物難民の現場と要因;田舎が崩壊していく)
第2章 全国で試される買い物難民対策(買い物難民対策の類型と有効性;さまざまな買い物難民対策)
第3章 移動スーパーという対策(日常の買い物手段として;黒字を可能にしたビジネスモデル)
第4章 高齢化社会をケアする(買い物難民対策の副産物;環境や地域を守る)
第5章 今後の課題と公民連携(採算性と持続可能性の課題;PPP(公民連携)とは何か
公民連携による持続可能性)
著者等紹介
村上稔[ムラカミミノル]
1966年、徳島市生まれ。(株)Tサポート代表取締役社長。沖縄国際大学沖縄経済環境研究所特別研究員。京都産業大学外国語学部卒。(株)リクルート勤務などを経て徳島に帰郷。1999年から徳島市議会議員3期。2012年に「移動スーパーとくし丸」を創業メンバーとして立ち上げ、2015年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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