岩波少年文庫<br> アースシーの風―ゲド戦記〈6〉

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岩波少年文庫
アースシーの風―ゲド戦記〈6〉

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  • サイズ B6判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784001145939
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

故郷の島ゴントで,妻テナー,顔に大やけどを負った養女テハヌーと,静かに余生を送るゲド.そこへハンノキというまじない師が訪れ,物語は再開する.ふたたび竜が暴れ出し,緊張が高まる.テハヌーは,レバンネン王に王宮へ呼び出され,重要な使命を与えられるが…….アースシー世界を救うのは,いったい誰か.

内容説明

故郷で暮らすゲドのもとを、まじない師のハンノキが訪れ、奇妙な夢の話をする。そのころ、ふたたび竜が暴れ出し、アースシーにかつてない緊張が走る。世界を救うのは誰か。レバンネン王は、テハヌーたちとロークへ向かった―。

著者等紹介

ル=グウィン,アーシュラ・K.[ルグウィン,アーシュラK.][Le Guin,Ursula K.]
1929~。アメリカの作家。カリフォルニア州バークレー生まれ。父は文化人類学者A.L.クローバー、母は『イシ―北米最後の野生インディアン』の著者シオドーラ・クローバー。『闇の左手』をはじめとする大人向けのSF作品でヒューゴー賞、ネビュラ賞など、数々の賞に輝く。「ゲド戦記」シリーズでファン層を飛躍的に広げた。「ゲド戦記」は、始めは三部作だったが、その後長いブランクを経て続編を発表し、読者を驚かせた

清水真砂子[シミズマサコ]
1941年、朝鮮生まれ。青山学院女子短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

55
【確かに世界は広く、謎に満ちている。だが私たちの心のほうがそれよりもっと広く、もっと多くの謎に満ちているby ゲド】ゲドの下を、愛する妻に死なれたハンノキが訪れ、奇妙な夢の話をする。これが物語の発端。一方、再び竜が暴れ出した。国の危機を察知し、レバンネン王は敵対する国の王女を伴い、テナーやテハヌーたちとロークへ向かう――。これは、児童書のコーナーに置いておく書でしょうか? ファンタジーという体裁は取っていますが、その中身は、死・自由・異文化・所有・欲望などへの深い考察。愛の物語も織り込まれてはいますが。⇒2022/05/12

くたくた

46
最初の三部作の18年後に『帰還』その10年後に本作。三部作で十分に描かれなかった死後の世界についての再構築を試みている。前作から時間をおいてこの本だけ読めば納得感を得られたかもしれないが、1冊目から通読するといろいろと無理だった。なによりも、解説的な記述が多い。セセラクとレバンネンが少しづつ距離を縮めたりするところはなかなか良いし、ハンノキも素敵な人物なのだけど。なによりテハヌーの旅立ちには涙するのではあるけど。石垣を壊す描写は、ベルリンの壁崩壊を思い出させられた。物語全体が、現代史の引き写しともとれる。2025/03/17

美紀ちゃん

45
外伝「ドラゴンフライ」を読んでからこの巻を読む。初読み。アースシーの風は、読後がとても爽やか。レバンネンが良い王で良かった。テナーの笑顔で終わるのも良い。長い旅を終えた安堵感。良かった。2014/04/25

たつや

42
ハンノキも登場し、生と死、死後の世界を描いている。少し、複雑な気がしましたが、児童向けではなく、大人向けのような印象を受ける大作でした。小中学生で、一巻から、この最終巻まで読んだ子は素直に偉いなあと思います。ちと難しかったです。2017/02/16

ワッピー

38
ついにこの巻に到着。巻を重ねるに従って読むスピードが落ち、考え込むことが多くなりました。死の国に夜な夜な呼び寄せられてしまうようになったまじない師・ハンノキの苦悩。そして竜がふたたび人の住む村を襲いはじめ、世界は不安に包まれた。レバンネン王の下に集った面々は竜との話合いに向かい、かつて竜と人とは同じものだったという伝承と出合う。過去の過ちから起きた幾つもの断裂はつなぎ合わされ、世界は再び全きものになるのか?力を失いながらにも石垣を壊すために死の国に降りたハンノキの勇姿とテハヌーの真の姿には不覚にも涙…。⇒2025/08/11

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