出版社内容情報
ふりしきる雪のなか、明日のそり大会のために、ふもとの村まで毛糸のかざりを買いに行ったフルリーナ。兄のウルスリは心配して妹をさがしに出かけますが……。スイス生まれのロングセラー絵本を改版。
内容説明
ふりしきる雪のなか、ふもとの村までおつかいに行ったフルリーナがなかなか帰ってきません。兄のウルスリは心配して、妹をさがしに出かけます。アルプスの兄妹ウルスリとフルリーナの、心あたたまる物語。国際アンデルセン賞受賞のスイスの画家カリジェの美しい絵本。
著者等紹介
ヘンツ,ゼリーナ[ヘンツ,ゼリーナ] [Ch¨onz,Selina]
1910‐2000。スイスの詩人。幼稚園教諭を経て、子どもの本や詩を書くようになる。1940年、ヘンツは自分の物語の絵をカリジェに依頼した。物語の舞台となった村グアルダに住むヘンツのもとに、カリジェが数年かけて通い、絵本が誕生した
カリジェ,アロイス[カリジェ,アロイス] [Carigiet,Alois]
1902‐1985。スイスの画家、絵本作家。子どもの本や油絵、リトグラフなど、アルプスの自然や人びとを描くことを愛した。1966年国際アンデルセン賞画家賞、スイス児童文学賞受賞。ヘンツとの共作のほかに、文も絵も自ら手がけた『マウルスと三びきのヤギ』(1965)などがある。故郷の村トゥルンには、カリジェによる壁画が多く残っている
生野幸吉[ショウノコウキチ]
1924‐1991。ドイツ文学者、詩人、小説家。東京生まれ。東京大学文学部ドイツ文学科卒業。1966年『生野幸吉詩集』で高村光太郎賞受賞。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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