目次
続・精神分析入門講義
終わりのある分析と終わりのない分析
論稿(一九三三‐三七年)(シャーンドル・フェレンツィ追悼;マリー・ボナパルト著『エドガー・ポー―精神分析的研究』への序言;ある微妙な失錯行為;チェコ語版『精神分析入門講義』へのまえがき;トーマス・マン六十歳の誕生日に寄せて;ロマン・ロラン宛書簡―アクロポリスでのある想起障害;ゲオルク・ヘルマン宛書簡三通;トーマス・マン宛書簡 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鏡裕之
0
ぼくはフロイトに批判的である。ポルノを通して性に接触してきた専門家から見ると、フロイトは性について間違ったことばかり言っている。同性愛についての分析は、ひどいを通り越している。だから、ぼくはフロイトには否定的である。それでも、マルクス主義や共産国家に対する指摘は、非常に鋭い。共産主義の危険性をはっきりとえぐりだしていて、はっとさせられる。2016/01/22
あらゆる祖父母の集合体
0
「終わりのある〜」は、カウンセリングって結局なんやねん、って思ってる人にはオススメ。哲学畑でフロイト読みたい人にはあんまり意味が無い