おしゃべりな絶滅動物たち―会えそうで会えなかった生きものと語る未来

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おしゃべりな絶滅動物たち―会えそうで会えなかった生きものと語る未来

  • 川端 裕人【著】
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  • 岩波書店(2025/01発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000616799
  • NDC分類 482
  • Cコード C0045

出版社内容情報

ドードー、ステラーカイギュウ、リョコウバト…。近代以降、ヒトによる発見から驚くほど短期間で姿を消した動物たちの足跡を求め、著者は世界各地を訪ね歩いた。そこで耳にした、彼らの声なき声とは? 絶滅という現象を悲しみ、いなくなった彼らの「復活」を試みる我々ヒトとは何者なのか? 愛すべき動物と、ヒトの未来の物語。

内容説明

ドードー、ステラーカイギュウ、リョコウバト…。近代以降、ヒトによる発見から驚くほど短期間で姿を消した動物たちの足跡を求め、著者は世界各地を訪ね歩いた。そこで耳にした、彼らの声なき声とは?絶滅という現象を悲しみ、いなくなった彼らの「復活」を試みる我々ヒトとは何者なのか?愛すべき動物と、ヒトの未来の物語。

目次

第一章 「絶滅」を知らない時代の絶滅―一八世紀、ステラーカイギュウ
第二章 「人為の絶滅」の発見―一九世紀、ドードー、ソリテアからオオウミガラスへ
第三章 現代的な環境思想の勃興―二〇世紀、生きた激流リョコウバト
第四章 絶滅できない!―二〇世紀、フクロオオカミ(タスマニアタイガー)
第五章 それでも絶滅は起きる―二一世紀、ヨウスコウカワイルカ(バイジー)
第六章 ドードーはよみがえるのか―二一世紀、「脱絶滅」を通して見えるもの
終章 絶滅動物は今も問いかける―「同じ船の仲間たち」と日本からの貢献

著者等紹介

川端裕人[カワバタヒロト]
1964年兵庫県明石市生まれ、千葉県千葉市育ち。文筆家。東京大学教養学部卒業。『我々はなぜ我々だけなのか―アジアから消えた多様な「人類」たち』(講談社ブルーバックス。科学ジャーナリスト賞・講談社科学出版賞受賞)、小説に『ドードー鳥と孤独鳥』(国書刊行会。新田次郎文学賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kinkin

86
絶滅した動物について書かれた本。ステラーカイギュウという18世紀に絶滅したジュゴンの仲間、大きいのは10mくらいあったとされる。ドードーやリョコウバト、フクロオオカミ、ヨウスコウカワイルカの解説、これから絶滅を防ぎことは可能で意味のあることになるのか。絶滅に関わったのは人間であり。それを悼むのも人間であるという言葉が印象に残った。現代は第6の絶滅の時代と書かれていた。原因は人間である。現在年間で1万種の生物が絶滅しているそうだ。もう手遅れなのかな。そして絶滅が発表されると目撃が 多くなるという。図書館本2025/04/03

フク

11
〈絶滅を引き起こすのは人間で、それを悼むのも人間である〉 人間の影響により絶滅した動物たちを紹介する。 ケナガマンモスの脱滅滅によって地球温暖化の抑制になるという話は夢があるが道のりは遠そう。 〈They live forever by living at all〉 図書館2025/03/27

おだまん

10
今は亡き絶滅動物の痕跡から読み取れる様々な情報。絶滅させてしまった人類が彼らのためにできることは。科学技術で復元させればいいという問題ではないという主張かな。2025/05/21

ひびキング

8
著者のドードーを巡る三部作の三作目。人為絶滅というが、人も自然の内だと考えればそうでも無い。少しずつではあるが人間も学習して何とかしようと努めている人もいて、過去の行いを批判する必要もないだろう。私はマンモス復活とか倫理的にも生理的にも気持ち悪いな、と感じる派なのだが、最終章の脱絶滅は非常に興味深かった。技術的なことと倫理的なことが分かりやすく示されていてスッキリ。三部作は相互に補完しあって、小説版の終盤の流れもまた違って感じられる。三部作では終わらないかもしれないですね。2025/04/03

DEE

5
種の絶滅そのものは自然なことだけど、ここで紹介されているドードーやリョコウバトは明らかに人間によって滅ぼされた動物。滅びかけた種の標本を作るために、その種を滅ぼしてしまうという矛盾が当たり前のように行われていた時代があったことに驚く。絶滅した種を似た別の生き物として蘇らせる脱絶滅。自分はあまり賛成できないかな。2025/06/29

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