魂の教育―よい本は時を超えて人を動かす

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魂の教育―よい本は時を超えて人を動かす

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  • サイズ 46判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000616690
  • NDC分類 019
  • Cコード C0010

出版社内容情報

よい読書体験はよい人間形成につながると信じる。真っ暗な地下鉄の線路を歩いた昔日の彷徨から、自らの実存の問いと対峙した神学遍歴、半世紀後に届いた「魂の教育」を願う母の祈りまで――。ルネサンス期の幅広い人文主義的な教養主義の理想「ボナエ・リテラエ」を冠する『世界』連載で紡がれた、ある救済の物語。

内容説明

よい読書体験はよい人間形成につながる、と信じる。真っ暗な地下鉄の線路を歩いた昔日の彷徨から、自らの実存の問いと対峙した神学遍歴、自分の人生を一つの物語として紡ぐ最後のピースとなった、半世紀後に届いた「魂の教育」を願う母の祈りとの再会まで―。月刊誌『世界』で綴られた、教養主義の理想「ボナエ・リテラエ」を冠する思索の航跡。

目次

1 実存の闇(名付け―『ファーブル昆虫記』;口火―「良い書物」 ほか)
2 諸宗教の光(非存在の淵―波多野精一『時と永遠』;預言者―ウェーバー『古代ユダヤ教』 ほか)
3 遍歴する神学(日本発の世界的神学―北森嘉蔵『神の痛みの神学』;近代啓蒙の爆裂―バルト『ローマ書』 ほか)
4 遙かな成就(不安を引き受ける力―ティリッヒ『生きる勇気』;愚かな光の子―ニーバー『光の子と闇の子』 ほか)

著者等紹介

森本あんり[モリモトアンリ]
1956年生まれ。国際基督教大学、東京神学大学、プリンストン神学大学を修了(Ph.D.)。国際基督教大学教授、学務副学長を経て2022年に名誉教授。同年より東京女子大学学長。プリンストン神学大学とバークレー連合神学大学で客員教授を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

117
これはいい本だ。本書の本当のタイトルは「世界」連載当時の「ボナエ・リテラエ――私の読書遍歴」だと思う。Bonae Literaeとは「良い書物たち」。本書は、そんな良い書物たちと森本先生の人生が語られる。何よりここに登場する書物が、私自身のボナエ・リテラエと見事に重なって、読みながら興奮が止まらない。波多野精一/北森嘉蔵/井筒俊彦/バルト/トレルチ/ティリッヒ/ブルンナー/ニーバー…。森本先生のような立派な読者ではなかったけれど、でも、これらの書物と出会った時の思い出に満たされて、豊かな気持ちになる。2025/03/27

harumi

14
著者の森本あんりさんを全く存じ上げず(女性だと思っていた)、どういう本なのかもよく調べずに手に取ってしまった。神学や哲学にも不案内なので正直難しかったが、著者の生い立ちや半生が所々に織り込まれていたのでなんとか最後まで読むことができた。特に、非宗教的だった著者がなぜキリスト教の信者になったのか、その経緯が分かりやすく書かれていて私自身のキリスト教への距離がかなり縮まったように思う。最後に書かれた著者のお母様とのエピソードは鳥肌が立つほど感動した。2025/04/05

たかぴ

4
多分、初めての著者さん。歩く様な日常的な事柄から突然に飛ぶ。これも慣れが出て来るとこれからも読めそうな書き方だな。2025/03/30

釜煮蕎麦

3
信仰の無い僕でも感じるところがある。自分が持つ宗教についてのイメージが浅いものだったとも思った。2024/12/31

マウンテンゴリラ

2
著者に関しては、私の無知・勉強不足により、失礼ながら名前を聞いたことがある、という程度の認知度しかなかったが、タイトルおよびサブタイトルに惹かれるものを感じ、本書を手に取った。「魂の教育」とは、読書好きの人間にとってはなんと響きのいい言葉だろうか。偏見かもしれないが、活字のメディア、特に本書のような人文系の書物が、音や映像のメディアと異なる最大の特徴は、ただ漠然と受け入れるだけでなく、受け手の側に共振する何かが無ければ、容易には響かない。特に、苦悩や問題意識といった固有振動をもった人がそれに共鳴→(2)2025/03/06

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