雇用システム論

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雇用システム論

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  • サイズ A5判/ページ数 249p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641165298
  • NDC分類 366.21
  • Cコード C1033

出版社内容情報

会社に雇われ,働いてその報酬で生活を営む──こうした働き方が当たり前のことになったのは昔のことではない。ICTの展開で雇用の枠外の働き方が現実になりつつある今,日本の雇用を概説することで,このメカニズムがいかに確立し実現され,変容しつつあるかを示す。

序論 制度としての雇用
第?部 理論的枠組み
 第1章 雇用制度の理論
第?部 諸制度
 第2章 賃金制度──年功賃金制度
 第3章 雇用調整制度──希望退職制度を中心に
 第4章 採用制度──新卒一括採用制度
 第5章 退職制度──定年制度
 第6章 非正規雇用
 第7章 女性雇用
 第8章 小括
第?部 関連領域
 第9章 雇用政策
 第10章 労使関係
総括に代えて 雇用の近未来

佐口 和郎[サグチカズロウ]
著・文・その他

内容説明

会社に雇われて働き、その報酬で生活を営む―こうした働き方が当たり前のことになったのはそれほど昔のことではない。ICTの展開で雇用の枠外の働き方が現実になりつつある今、日本の雇用を概説することで、このメカニズムがいかに確立し実現され、変容しつつあるかを示す。雇用の現状と未来に不安や疑問を抱いている人、問題を感じている人、働くことを学ぶ大学生、また、日々の職場の経験がどのような構造の中で生じているのかを立ち止まって考えてみたい働く人に。雇用と生活はどう変わっていくのか?未来への見通しを考える方法を示す、体系的テキスト。

目次

制度としての雇用
第1部 理論的枠組み(雇用制度の理論)
第2部 諸制度(賃金制度―年功賃金制度;雇用調整制度―希望退職制度とソフトな雇用調整制度;採用制度―新卒一括採用制度;日本的雇用システムとその変容)
第3部 関連領域(雇用関連政策;労使関係)
雇用の近未来

著者等紹介

佐口和郎[サグチカズロウ]
現在、東京大学大学院経済学研究科教授、経済学博士(東京大学)。1955年愛知県に生まれる。1979年東京大学経済学部経済学科卒業。1984年東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学。1986年東京大学経済学部助教授。2000年東京大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yanagihara hiroki

1
雇用のあり方に「べき論」で迫るのではなく、制度に内在する社会科学的事実や力学を剔出しようとする本である。直接には見えない事実に対して、客観性を目指して積み上げていくアプローチを通じてだからこそ、日本の雇用システムにおける女性雇用や非正規雇用に対する合理性のない差別への告発が大きな説得力を持つ。一般にこうしたアプローチは既存の制度の内在的論理や力学を描写すれば、どうしても既存の制度の正当性や合理性を強調する結論になりかねないと思うからこそ、著者の知的誠実さ故の説得力ある問題提起に社会科学の力を感じる本だ。2021/11/11

contradiction29

0
「日本における雇用システムが機能するメカニズムや条件を究明」することが本書の目的。請負制度を対極に置いた「雇用制度」の原点を「経営側の意に沿う労働供給の保持=リテンション」と設定し、その目的を「経営側が労働供給のリテンションを前提に、労働内容の特定性と不確実性を低めていくこと」にあるとし、手段として生活維持機能、コミットメント実現機能、雇用―非雇用の不連続性への対応機能の三つを設定し、雇用制度全体を描いていく。女性雇用と非正規雇用のところが一番面白かった。日本的雇用システムの枠から排除された存在2021/03/02

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