出版社内容情報
エニシダの紋章で知られる「けんか好きな王家」――プランタジネット家は、イングランドとフランスをまたにかけ、ヨーロッパ中世の貴族社会を育んだ。彼らの栄華盛衰の物語を活写。
内容説明
エニシダの紋章で知られる「けんか好きな王家」。プランタジネット家は、イングランドとフランスとをまたにかけ、ヨーロッパ中世の貴族社会を育んだ。本書はアンジュー帝国の起源から語りおこし、ヘンリー二世の即位で絶頂を見た彼らが、百年戦争とバラ戦争により断絶するまでの物語を活写。
目次
はじめに プランタジネット家、伝説から歴史へ
第1部 権力の掌握―十~十二世紀(揺籃期のアンジュー伯領の形成;ノルマンディーの征服;王座への道―アリエノール・ダキテーヌとの結婚からウェストミンスター寺院での戴冠まで)
第2部 つかの間の絶頂―1154~1216年(おびやかされた勝利―ヘンリー二世とその家臣たち;後継者たちの時代;プランタジネットの世界)
第3部 栄光から悲劇へ―1216~1485年(王と臣下―活路なき状況(1216~1337年)
フランス王座への夢(1337~1453年)
終幕―血にまみれたバラ)
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