お肴春秋

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お肴春秋

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784000614054
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

料理研究家・辰巳芳子、九十五歳。今も包丁を手に取りつつ、食といのちのかかわりに思索を廻らす日々――「酒の肴づくりは、文化を生きる人間の、もっとも洗煉された表現行為なのではないか」という辰巳の気づきから始まった『図書』での連載全十二回に、書きおろしエッセイ七本を加え、四季ある国の口福を綴ったゆかしい随筆集。

内容説明

酒肴として表現された、四季折々の美味をこよなく愛した父、「何でもあるわよ」と、当意即妙に酒の肴を用意する母、そして、祖父の膝の上で覚えた熟れ味の遠い記憶。「いのちのスープ」「仕込みもの」など、合理的で研ぎ澄まされた料理の紹介で知られる辰巳芳子の傍には、このようにいつも酒の肴があった。筍、卯の花、塩らっきょう。干物に田楽、菊、零余子―易しく作れる酒の肴を紹介しながら春秋の口福を謳った、新しい味の歳時記がここに。

目次

1 読む肴篇(四月―筍三昧;五月―花と風の月;六月―雨を聴く日々;七月―夏を迎え撃つ;八月―八月十五日のトマトジュース;九月―目にはさやかに見えねども;十月―菊の皿;十一月―風仕事;十二月―歳暮の滋味;一月―いやしけ吉事;二月―寒の美味;三月―春をいただく)
2 作る肴篇(最初の一と品;いつもの肴;干物;揚げ物;ちょっと一膳;おつゆ;漬物)

著者等紹介

辰巳芳子[タツミヨシコ]
1924年、東京生まれ。料理研究家、随筆家。料理研究家であった母・辰巳浜子から家庭料理を、宮内庁大膳寮で修行した加藤正之からフランス料理を学ぶ。NPO法人「大豆100粒運動を支える会」会長、「確かな味を造る会」最高顧問。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きゅー

8
岩波書店の『図書』に連載していた「お肴歳時記」と新たに書き下ろした文章を収録したもの。「ご馳走の話だけ書き連ねるのは無責任と考え」、生産者を支えるための取り組み、日本の食料自給率の低さといったことにも触れる心意気に沁みる。辰巳芳子と聞けば、家庭料理・和食とイメージされるが、生ハム作りに熱中し、ようやく一つの形になるまで15年もかかったというエピソードは想定外だった。辰巳芳子と生ハムづくりのイメージはなかなか合致せず、ふんわりと宙に浮かんでいる。2021/01/14

食物繊維

3
自分のずぼらな性格では難しかったりするのですが、内容のいくつかは気軽にできそうな料理方法や工夫が書いてあって良かったです。胡瓜もみの水分対策のひと工夫とか。私は下戸ですが、お酒ってこんなふうにじっくりと上品にのめるんだなあと感じ入りました。菜飯の作り方が数種類、最後の方に書いてあって嬉しい。簡単な作り方です。ありがたい。2022/09/25

ロータス

2
厳しく恐い辰巳先生だが、酒の肴の本ならそれほど厳しくないだろうと思い手に取った。しかし、やはり辰巳先生、肴作りも半端ではない丁寧さで、とても普通人には真似できない。エッセイとして読むには良かったが、恥ずかしながら料理下手の私には参考にはならない本であった。2020/07/12

じみ

0
辰己先生ってお酒をお召し上がりになるんですね。と、言うのが最初の感想でした(;^_^A 相変わらずの美しい文章で丁寧な仕事を簡単な事のように書いてくれます。私はお酒を嗜まないのですが、それでも肴を食べたいが故に飲んでみようかしらと思ったりしています。2024/02/12

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