出版社内容情報
二〇二〇年に迫る戦後最大級の教育改革。日本社会のOSを変える大改革を目前に、高等教育の意義が問い直されている。変動の時代に求められる教養とは、「深い学び」の本質とは。「良心」と「自由」を掲げ、古都・京都を地盤に日本有数の歴史を持つ私立大学・同志社の教育を通して、共にOBの作家と学長が語り合う、激動する社会を生き抜く人間の育成。
内容説明
二〇二〇年に迫った戦後最大級とされる教育改革。日本社会のOSを変える大改革を目前にして、いま高等教育の意義が問い直されている。変動の時代にこそ求められる教養とは、「深い学び」の本質とは何だろうか。「良心」と「自由」の教育理念を掲げ、古都・京都を地盤に、日本有数の歴史を持つ私立大学・同志社大学。共にOBである作家と学長が、キリスト教主義を中核に据えた文理融合という、その建学以来の教育を通して、海図なき未来を生き抜く人間の育成について語り合う。
目次
はじめに―「入学歴社会」の終焉(佐藤優)
第1章 二〇二〇年学習指導要領改訂の意味―真の「ゆとり」を取り戻す
第2章 なぜ教養教育が必要なのか―世界人材を育成する
第3章 大学で作る「総合知」―大学の意味を問い直す
第4章 私立大学の存在意義―「良心」とは何か
おわりに―大学令発令一〇〇年の年に(松岡敬)
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
作家・元外務省主任分析官。1960年生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省をへて現職
松岡敬[マツオカタカシ]
同志社大学学長。1955年生まれ。工学博士。同志社大学工学部機械工学科卒業、同博士課程単位取得退学。近畿大学工学部助教授を経て98年より同志社大学工学部教授。2010年から13年まで副学長、16年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nobuko Hashimoto
チャッピー
Happy Like a Honeybee
ぽー
Tomonori Yonezawa